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发表于 2011-2-22 14:48 | 显示全部楼层 |阅读模式

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現在,セパレートアンプを出しているメーカーは限られて
[size=+2]いますが,かつて多くのメーカーが意欲作を発表し,魅力
[size=+2]的で個性的なモデルがたくさんあったのがこのセパレート
[size=+2]アンプ部門です。中にはコスト度外視のすごいものまで
[size=+2]あったようです。オーディオ界が元気だった頃を最も感じ
[size=+2]させられるコーナーではないでしょうか。取り上げる機種
[size=+2]が多くなったので画像等の表示の時間を考え,2ページ
[size=+2]目になりました。ごゆっくりご覧ください。
  
  

[size=+3]Nakamichi CA-70

[size=+3]Nakamichi PA-70
ナカミチはテープデッキメーカーとして有名ですが,優れたアンプやレシーバーも作
っていました。1986年には,セパレートアンプCA-70,PA-70を発売し,優れ
た機能性と音質を誇りました。CA-70は,リモートコントロールを装備し,多機能
と性能の両立を実現したモデルでした。PA-70は,アメリカのスレッショルド社か
ら導入した「STASIS回路」を搭載し,優れたスピーカー駆動能力を誇りました。ナ
カミチ一流のハードな感じのデザインが魅力的でした。音の方も価格を超えたクオ
リティを誇り,同社のテープデッキに通じるような透明で色づけの少ない音は印象
的でした。当時,プリメインアンプを使っていた私にとって気になる存在ではあった
けれど,ペアで70万円超ということで,とても手が届かなかったことを思い出しま
す。今でも魅力的な名機だと思います。                     

[size=+3]EXCLUSIVE M-5
パイオニアがエクスクルーシブブランドで1982年に発売した超弩級モノラルパワー
アンプ。それまでのエクスクルーシブブランドのパワーアンプM-4が繊細で上品な
音を特徴としていたのに対し,M-5では,300Wの大出力をA級動作で実現して
大きく話題をさらいました。「Zシリーズ」で開発された「スーパーリニアサーキット」
がさらに改良されて搭載された無帰還アンプであることも注目を集めました。当時
試聴したときの,開放的で広がりのある音は今でも印象に残っています。

[size=+3]EXCLUSIVE C-5
パイオニアがエクスクルーシブブランドで1983年に発売した超弩級プリアンプ。M-5
のペアとなるプリアンプとして開発されたモデルですが,M-5の発売から1年ほど遅
れての発売となりました。当時,噂では「凝りすぎてなかなか完成しない」などと言わ
れていましたが,実際発売されたC-5を見て,これは開発に時間がかかっても仕方
がないと思わせるほど凝りに凝った内容に驚いたものでした。         

[size=+3]SONY TA-N9
ソニーが1978年に発売したモノラルパワーアンプ。出力段にMOS FETを採用し,
AB級で450W(8Ω)の大出力を誇りました。A級動作でも80Wの出力を出すこと
ができました。MOS FETの出力段でこれだけの大出力を出し,かつ18kgの重量
に抑えることができたのは,ソニー自慢のパルスロック電源の威力でした。いろいろ
な面で先進的な技術を投入した意欲作でした。見た目は業務用機のような感じです
が,秘めた力を持つ実力機でした。           

[size=+3]LUXMAN C-05
ラックスが1983年に発売した高級プリアンプ。純A級動作のパワーアンプとして高
性能を誇ったM-05とペアとなるプリアンプとして発売され,電源部から信号系路ま
で左右を完全に独立して動作させるその内部構造に驚かされ,印象に残っている1
台です。

[size=+3]LUXMAN M-05
ラックスが1983年に発売した高級パワーアンプ。高効率A級ではなく,純A級動作で
105W/chの大出力を実現し,当時驚異の目を持って迎えられたパワーアンプでした。
電源コードから左右独立した構造は,まさにラックスが凝りに凝って作り上げた結果でし
た。ラックスがこれ以降,M-06,07と個性的なA級パワーアンプを作り続けていったこ
とは記憶に新しいことでしょう。

[size=+3]SANSUI C-2301[size=+2]VINTAGE
サンスイが1984年に発売したコントロールアンプ。しばらくセパレートアンプから離れて
いたサンスイは1983年にパワーアンプB-2301を出してセパレートアンプ界に復活し
ました。そのペアとして作られたコントロールアンプC-2301は,その永年の思いがこも
ったような気合いの入ったモデルでした。凝りすぎて,パワーアンプと同時の発売ができ
なかったと言われた重量級の力作でした。

[size=+3]SANSUI B-2301
サンスイが1983年に発売したパワーアンプ。当時,07シリーズではその実力を遺憾なく
発揮していたサンスイも,久しくセパレートアンプを出していませんでした。それだけに,正
攻法で物量を投入した力作として登場しました。サンスイの思いが込められていたと感じた
ものでした。マイナーチェンジをして地道に改良を加え,より実力を高めていったところもサン
スイらしいところでした。

[size=+3]YAMAHA B-1
ヤマハが1974年に発売したパワーアンプ。自社開発のV-FETを全増幅段に使用した独創
的な構成は当時,話題になりました。強力な電源部と強力な素子による音は繊細さと力強さ
を兼ね備えたすばらしいものでした。デザイン的にも非常に洗練されたものがありました。FET
アンプを代表する名機だと思います。

[size=+3]SONY TA-E88
ソニーが1978年に発売した高級プリアンプ。PWM方式を採用して話題になったパワーアンプ
TA-N88とペアとなるプリアンプとして発売されました。薄型の筐体の中に,各回路ブロックを
最短距離で配置し,ストレートな伝送を追求したコンストラクションは非常に個性的でした。後の
ESPRITアンプにつながっていく高性能プリアンプでした。

[size=+3]SONY TA-N88
ソニーが1978年に発売したパワーアンプ。PWM増幅,パルス電源という2つの先進技術で薄型
の筐体の中に160W+160Wの出力を実現したソニーの意欲作でした。現在のデジタルアンプに
通じる非常に先進的内容は,アナログソースの時代の当時では,人気を得ることができなかった,
早すぎた名機といえるでしょう。

[size=+3]YAMAHA C-2a
ヤマハが1978年に発売したプリアンプ。超多機能を誇るC-1に対し,シンプルな構成で高性能を
追求したプリアンプの名機でした。特にそのPHONO入力系の構成は凝ったもので,素晴らしい音
を聴かせてくれました。アナログレコードをメインに楽しむ方には魅力的な1台でしょう。

[size=+3]EXCLUSIVE M4a
パイオニアから1979年にエクスクルーシブブランドで発売された高級パワーアンプ。エクスク
ルーシブブランドの評価を一気に高めた名機M4の改良モデルで,M4以来の純A級動作によ
る温かみのある豊かな音は,大人の音として人気を得ることとなり,M4,M4aとロングランを
続けました。

[size=+3]EXCLUSIVE C-3a
パイオニアが高級機専門のエクスクルーシブブランドで1979年に発売したプリアンプ。オリジ
ナルモデルは,1973年にパワーアンプM-3とペアで発売されたC-3で,C-3aがその2世代
目のモデルにあたりました。ハンドメイドで作られた美しい筐体を持つ,大人の音を持つプリアン
プでした。

[size=+3]Technics SE-A100
テクニクスから1985年に発売されたパワーアンプ。スレッショルド社の「ステイシス回路」
のテクニクス版ともいうべき「classAA方式」を開発・採用した第1号機でした。強力な電源
部をはじめしっかりした中身を持つ優れたパワーアンプでした。

[size=+3]Technics SU-A200
テクニクスから1985年に発売されたコントロールアンプ。SE-A100とのペアを想定さ
れたモデルでした。セパレートアンプのエントリーモデルといった比較的手ごろな価格な
がら,「classAA」の導入をはじめ,本格的な作りと多機能を両立させた優れたコントロ
ールアンプだったと思います。

[size=+3]YAMAHA C-70
ヤマハが1981年に発売したコントロールアンプ。それまでの一桁の型番と異なり
2桁の型番をつけた新しいシリーズに位置づけられるモデルでした。多彩なコントロ
ール機能と音質の両立をリーズナブルな価格帯で実現しようとしたヤマハの意欲作
だったと思います。

[size=+3]YAMAHA B-70
ヤマハが1981年に発売したパワーアンプ。C-70とペアを想定したパワーアンプ
でX電源を用いたパワーアンプとしては,B-6に次いで発売されたもので,比較的
コンパクトな筐体ながら,200W+200Wのハイパワーを実現したコストパフォーマ
ンスの高い人気モデルでした。

[size=+3]Lo-D HCA-9000
ローディーが1977年に発売したプリアンプ。薄型の筐体の中に高品質のパーツを
整然と配置した設計は質実剛健でローディーらしさを感じるものでした。質実剛健の
デザインのためか,ローディーというブランドのためか広く人気を得るまでには至りま
せんでしたが,隠れた名機といえると思います。[s:14] [s:14]


[ 本帖最后由 艺高人胆大 于 2011-2-23 15:49 编辑 ]
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 楼主| 发表于 2011-2-22 14:51 | 显示全部楼层
[s:15]   [size=+3] PART2[size=+2]国産プリメインアンプは,海外製にはない思い切った物量を
[size=+2]投入したモデルなどなかなか個性的なモデルがそろってい
[size=+2]たと思うのは私だけでしょうか。かつて国産オーディオ界が
[size=+2]華やかなりしころには,そんな個性的で魅力的なプリメイン
[size=+2]アンプたちがそろっていました。プリメインアンプのコーナー
[size=+2]の2ページ目です。
  

[size=+3]TRIO KA-7300
トリオ(現ケンウッド)が1975年に発売したプリメインアンプ。電源トランスから左右
独立させた左右独立電源を初めて搭載したプリメインアンプで、セパレーションがよ
く歯切れの良い音が好評を得ました。そして、独立電源ブームを巻き起こしたという
意味でも記憶に残る名機だったと思います。

[size=+3]PIONEER A-980
パイオニアが1980年に発売したプリメインアンプ。上級機のセパレートアンプで開発
された無帰還方式「スーパーリニアサーキット」を搭載したプリメインアンプで,明るく
バランスのとれた音は高い評価を得ていました。また,その未来的とも言える個性派
のデザインは,他社のコンポーネントとのマッチングが難しい面もあったようですが,印
象的でもありました。

[size=+3]ALPINE/LUXMAN LV-109
アルパイン/ラックスマンブランドから1986年に発売された高級プリメインアンプ。
世界初のD/Aコンバーター内蔵アンプで,フォノイコライザーを別の筐体にするな
ど,アンプの新しい形を模索した意欲作でした。MOS FETとバイポーラのハイブ
リッド構成のパワー部も特徴的でした。

[size=+3]Victor A-X1000
1984年にビクターが発売したプリメインアンプ。すでに同社のコントロールアンプ
で定評を得ていたGmプロセッサーという技術を全面的に導入して開発され,しっ
かりした作りのプリメインアンプとなっていました。精悍なブラックパネルのデザイ
ンが採用され,それまでの同社のアンプとはイメージを大きく変えたモデルでもあ
りました。

[size=+3]DENON PMA-970
デンオンが,1980年に発売した高級プリメインアンプ。上級機のセパレートアンプ
で開発された技術を導入し,オーソドックスに物量を投入して作られた手堅い作り
のしっかりしたアンプでした。外観も落ち着いた高級感がありました。

[size=+3]LUXMAN L-58A
ラックスが1979年に発売したプリメインアンプ。その後のラックスのプリメインアン
プに見られる基本的な技術はここですでに土台ができていたことは興味深いことで
す。ラックスらしい優美なデザインと磨かれたような独特の美しい音が印象的な1台
でした。

[size=+3]Panasonic SU-MA10
松下電器が1989年に,パナソニックブランドで出したプリメインアンプ。D/Aコンバ
ーター内蔵型のアンプですが,D/Aコンバーターなしでも,電源部をはじめ,超強力
な内容を持つ実力派の重量級アンプでした。

[size=+3]KENWOOD L-A1
ケンウッドが1992年に発売した高級プリメインアンプ。実験的高級機の揃った
「Lシリーズ」の系譜を受け継ぐプリメインアンプと考えられる1台で,凝った作りと
非常にクリアな音を持った高性能アンプでした。そして,ケンウッド最後の高級
アンプとなった1台でもありました。

[size=+3]PIONEER A-09
パイオニアが1992年に発売した高級プリメインアンプ。パイオニア史上の中でも
最高級機にあたる1台で,純A級出力段,左右完全対称のツインモノラル構造など
その徹底した設計と物量の投入は凄いものがありました。一体化されたプリメイン
アンプのメリットとセパレートアンプ並の設計を併せ持つ高性能アンプでした。

[size=+3]NEC A-10X
NECが1989年に発売したプリメインアンプ。質実剛健のデザインの中に強力な
中身を詰め込んだ実力派のアンプとして根強い人気を得ていたA-10シリーズの
5世代目にあたるモデルでした。NECブランドとしては最後のA-10シリーズとな
った1台で,これ以降NECの社内ベンチャーAUTHENTIC(オーセンティック)ブ
ランドへと受け継がれていきました。

[size=+3]ONKYO A-2001
オンキョーが1987年に発売したプリメインアンプ。同じ2001シリーズのCDプ
レーヤーC-2001と同様に頑丈なシャーシや筐体を持ち,当時,各社から出さ
れていたD/Aコンバーター内蔵型プリメインアンプの中でも最重量級のものでし
た。

[size=+3]Victor AX-Z911
1987年にビクターが発売したプリメインアンプ。このころ各社から出ていた
D/Aコンバーター内蔵のプリメインアンプの一つでしたが,D/Aコンバーター
を内蔵していることのメリットを増幅系に生かそうとした「デジタルピュアA」と
いう方式が特徴的でした。立体的なディスプレイ部のデザインもプリメインア
ンプとしては珍しいものでした。

[size=+3]marantz PM-94
1985年にマランツが発売したプリメインアンプ。伝統のクォーターA方式,左右
対称デザインを踏襲しつつ,AV機器,CDなど新しいソースへの対応を図った
新たなPM-54,64,74,84という2桁型番シリーズの最上級機でした。

[size=+3]YAMAHA AX-2000A
1990年にヤマハが発売した高級プリメインアンプ。デザインの共通性からわかる
ように,A-2000系列の最終モデルで,ヤマハとしても最後の高級プリメインアンプ
となったモデルでした。MX-10000で開発されたHCA回路の導入など,中身を充
実させた強力なプリメインアンプでした。

[size=+3]SONY TA-8650
ソニーが1974年に発売したプリメインアンプ。国産第1号のFETパワー段を搭載した
プリメインアンプとして画期的な1台でした。自社開発のV-FETによる音は,当時の他
のアンプとは一線を画す新しさを持つものでした。

[size=+3]DENON PMA-780D
デンオンが1987年に発売したプリメインアンプ。いわゆるD/Aコンバーター内蔵アンプ
で,通常のプリメインアンプとしてもD/Aコンバーター単体としても価格を超えた充実した
内容を持っていたモデルで,そのコストパフォーマンスの高さは,当時際だっていました。

[size=+3]NEC A-10
1983年にNECが発売したプリメインアンプ。今でも多くのファンを持つA-10シリーズの
初代機です。あまりにコストがかさみ,作るたびに赤字を出すため,すぐに生産がうち切
られ,生産台数が少なかったため,幻のアンプとなっています。当ページをご覧になって
いる方から当時の資料を送っていただくという機会に恵まれ,念願の初代機を取り上げる
ことができました。今見ても驚くべき内容を持ったプリメインアンプです。

[size=+3]KYOCERA A-710
1985年に京セラが発売したプリメインアンプ。持ち前のセラミック技術を生かした筐体構造
など,セパレートアンプの910シリーズ譲りのグレードの高い内容を持った高性能プリメイン
アンプでした。その外観デザインの通りクリーンな音を持った実力機であったと思います。

[size=+3]S0NY TA-F6B
1977年にソニーが発売したプリメインアンプ。パルスロック電源を搭載したアンプとして
代表的な機種でした。精悍なデザイン同様,しっかりした音は,新しい高効率電源 パル
ス電源の可能性を示した1台として記憶に残っています。

[size=+3]TRIO KA-1100
1983年にトリオが発売したプリメインアンプ。L-02Aの基本設計を受け継いだこのシリー
ズは,そのシンプルで機能的なデザインとともに,1980年代のトリオ,ケンウッドのプリメイ
ンアンプの中心的存在として展開されていきました。そのクリーンなデザイン同様に,現代的
なクリーンな音を持っていました。


にはない思い切った物量を
[size=+2]投入したモデルなどなかなか個性的なモデルがそろってい
[size=+2]たと思うのは私だけでしょうか。かつて国産オーディオ界が
[size=+2]華やかなりしころには,そんな個性的で魅力的なプリメイン
[size=+2]アンプたちがそろっていました。プリメインアンプのコーナー
[size=+2]の3ページ目です。
  
  

[size=+3]YAMAHA A-8
ヤマハが1981年に発売したプリメインアンプ。A-1桁シリーズの最終モデルとして登場
し,それだけに,それまでのヤマハのプリメインアンプ,セパレートアンプで開発された技
術が集大成されたような中身を持っていました。

[size=+3]PIONEER A-900
1979年にパイオニアが発売したプリメインアンプ。同社は,同年,初めて可変バイアス
方式の「ノンスイッチングアンプ」のシリーズを展開し,A-500,A-700,A-900という
シリーズの中での最上級機で,電源部をはじめ,しっかり物量が投入された実力派の
プリメインアンプでした。

[size=+3]TRIO KA-9300
1976年にトリオ(現ケンウッド)が発売したプリメインアンプ。プリメインアンプとして
初めてパワー部にDCアンプを採用した,DCプリメインアンプ1号機で,その後の
国産プリメインアンプに多大な影響を与えた1台でした。

[size=+3]Technics SU-V10
1979年にテクニクスが発売したプリメインアンプ。テクニクス版「ノンスイッチング
アンプ」である「ニュークラスA方式」のアンプとして第1号機で,電源部,パーツ等
しっかりと物量が投入された最上級機でした。

[size=+3]PIONEER SA-9900
1974年にパイオニアが発売したプリメインアンプ。プリメインアンプとして大出力と
クオリティを両立させようとした意欲作で,入出力端子をサイドに設けたユニークな
設計も特徴的でした。

[size=+3]DENON PMA-790
1983年にデンオンが発売したプリメインアンプ。高級感のある堂々たる筐体に
しっかりと物量を投入したオーソドックスなアンプでした,それだけに安心して使
える朗々とした音を聴かせてくれる1台でした。

[size=+3]SANSUI AU-X1
1979年にサンスイが発売したプリメインアンプ。プリメインアンプと称しながら,単
体パワーアンプ並の内容を持った,当時としては破格の強力な中身を持ったアンプ
でした。重厚で精悍な外観同様の力強い音を持ったアンプでした。

[size=+3]YAMAHA A-1
1977年にヤマハが発売したプリメインアンプ。それまでのCAシリーズから新たに
A-1桁シリーズへの転換が図られた第1号機らしく,ディスク優先,オールDC構成
+-独立2電源方式など,野心的ともいえる新しい内容をもつヤマハの意欲作でし
た。

[size=+3]OTTO DCA-V3
1978年にオットー(三洋電機)が発売したプリメインアンプ。パルス電源といえば
ソニーが有名ですが,実はオットーもパルス電源のアンプを商品化していました。
スイッチング周波数を可聴帯域よりも高くとるなど,当時としては先進的な内容を
もつ1台でした。

[size=+3]SONY TA-F7B
1976年にソニーが発売したプリメインアンプ。パルス電源搭載のTA-F6Bと外観は
非常によく似ていますが,通常のトランスによる大型の電源部とV-FETの出力段を
搭載した重量級の高級機でした。

[size=+3]PIONEER A-0012
1977年にパイオニアが発売したプリメインアンプ。DC化,AB級動作など,アンプと
しての性能をオーソドックスに求めた1台で,当時パイオニアが標榜した「Magni Wide
Range」シリーズのプリメインアンプの最上級機でした。

[size=+3]LUXMAN L-309
1973年にラックスが発売したプリメインアンプ。名機SQ-500シリーズを受け継ぐ,ラック
スらしい高品位な音と上品なデザイン,丁寧な作りなどが特徴的な1台で,ロングセラーと
なりました。

[size=+3]TRIO KA-1000
1980年にトリオ(現ケンウッド)が発売したプリメインアンプ。Σドライブ,非磁性体構造,
電源部別筐体など,理詰めの設計の結果,非常に独創的なデザインと構造を持つ1台と
なっていました。今見ても,非常に個性的といえる1台だと思います。

[size=+3]SONY TA-1120F
1968年にソニーが発売したプリメインアンプ。1965年以来の1120シリーズの最終形
でした。この1120シリーズは,トランジスターアンプとしては初めてハイファイオーディオ
での実力を認めさせたともいわれたもので,このTA-1120Fも,ソニーの半導体技術が
存分に発揮された1台でした。

[size=+3]PIONEER A-200
1983年にパイオニアが発売したプリメインアンプ。出力に応じて電源部を切り換える
動作切換型のアンプで,プリメインアンプの筐体ながら,200W/chの大出力を実現
していました。

[size=+3]SONY TA-F555ESX
1986年にソニーが発売したプリメインアンプ。798クラス最重量級のTA-F333ESX
の上級機で,これもクラス最重量級のアンプとしてしっかりした内容をもった実力機でし
た。

[size=+3]SANSUI AU-20000
1975年にサンスイが発売したプリメインアンプ。プリメインアンプとしては当時驚異的
な大出力を実現した大型機で,後のAU-X1以降のシリーズにもつながっていくサンス
イらしい高級機でした。

[size=+3]Victor AX-S9
1992年にビクターが発売したプリメインアンプ。プリメインアンプの分野ですぐれた
モデルを歴代発売してきたビクターが正攻法で効果的に物量を投入して完成させた
実力派の1台でした。全段差動伝送をプリメインとして初めて実現していた画期的な
モデルでもありました。


[size=+3]Victor JA-S41DC


1977年にビクターが発売したプリメインアンプ。A級・B級独立電源方式を採用し
て人気となったJA-S41の改良モデルで,パワー部のDC化を中心とした強化が
行われていました。バランスのとれた音をもった実力派モデルでした。




LUXMAN L-570


1989年にラックスが発売したプリメインアンプ。L-550以来純A級にこだわった
プリメインアンプを作り続けてきたラックスが,L-550X,L-560に続いて開発し
た1台で,パネルレイアウト,内部構造等大きく改良されていました。


PART4

[size=+2]国産プリメインアンプは,海外製にはない思い切った物量を
[size=+2]投入したモデルなどなかなか個性的なモデルがそろってい
[size=+2]たと思うのは私だけでしょうか。かつて国産オーディオ界が
[size=+2]華やかなりしころには,そんな個性的で魅力的なプリメイン
[size=+2]アンプたちがそろっていました。プリメインアンプのコーナー
[size=+2]の4ページ目となりました。

[size=+2]


[size=+2]

[size=+2]Victor AX-900


[size=+2]1993年にビクターが発売したプリメインアンプ。当時同社が発売して
いた重量級パワーアンプME-1000の技術も投入された,ビクター製
プリメインアンプの歴史の中でも最上級にランクされる1台でした。




KENWOOD L-03A



1983年にトリオ(現ケンウッド)がケンウッドブランドで発売したプリメインアンプ。
当時の
国内でのケンウッドブランドは同社の中の高級機のみに与えられるブラン
ド名で
した。このL-03Aも,トリオブランドのKA-2200をベースに,各部をリファ
インしたスペシャルモデルともいえる1台でした。




Victor JA-S20



1975年にビクターが発売したプリメインアンプ。当時の同社の最上級機で
プリメインアンプとして驚異的なハイパワーを実現していた1台でした。正攻
法で物量を投入した設計で,しっかりした音を実現していた実力機でした。





SANSUI AU-666


1970年にサンスイが発売したプリメインアンプ。サンスイがトランジス
ターアンプの分野で評価を確立することになった1台で,メインアンプ部
に導入したピュアコンプリメンタリー方式は,その後トランジスターアンプ
のスタンダードな回路となりました。



Victor JA-S75


1976年にビクターが発売したプリメインアンプ。JA-S41でA級・B級
独立電源を提唱したビクターが,さらにL・R独立電源をも搭載して発売
したJA-S41の上級機で,強力な電源に支えられたしっかりした音を
持った実力機でした。



Lo-D HA-500F


1975年にローディー(日立)が発売したプリメインアンプ。新しい素子
縦型FETを出力段に使用し,通常のトランジスターアンプとはまた違っ
た魅力を持った1台でした。




SONY TA-F80


1978年にソニーが発売したプリメインアンプ。高効率なパルス
電源をもった第2世代のモデルで,シンプルで未来的なデザイン
の中に独創的なコンストラクションを持っていました。



Technics SU-V8X


1983年テクニクス(松下電器)が発売したプリメインアンプ。徹底
した
低歪みへの歩みが続いてきた同ブランドらしい個性を音やデザ
インに感じさせる1台でした。




SANSUI AU-9500


1972年にサンスイが発売したプリメインアンプ。幅広のブラック
パネルにツマミが並ぶ精悍なデザインはいかにもサンスイらしさを
感じさせ,その外観の印象通り力強い音の1台でした。



DENON PMA-850


1977年にデンオンが発売したプリメインアンプ。ツートンカラーの
パネルデザインが特徴的で,プロ用機器のイメージを持っていた
当時のデンオンブランドらしさを感じさせる1台でした。



SANSUI AU-111


1965年にサンスイが発売したプリメインアンプ。サンスイ最後の管
球式
プリメインアンプで,真空管アンプとして高い完成度を誇る名機
でした。1999年に限定モデルとして復刻されたのは記憶に新しいと
ころです。



ONKYO A-919


1990年にオンキョーが発売したプリメインアンプ。インテグラシリーズで
技術を積み重ね,すぐれたプリメインアンプを作ってきたオンキョーがデ
ザイン等を一新して作り上げた1台で,しっかりと物量が投入された力作
でした。



Technics SU-50A


1969年に,テクニクス(松下電器)が発売したプリメインアンプ。国産
プリメインアンプで初めてOCL(アウトプット・コンデンサー・レス)を実現
した画期的な1台で,この後OCLは国産アンプの中で一般化していき
ました。



PIONEER SA-910


1973年に,パイオニアが発売したプリメインアンプ。当時の同社の
最上級機で,差動増幅,±2電源など,当時最新の技術を全面的に
採用し,すぐれた性能を実現していた1台でした。



Victor A-X77


1982年にビクターが発売したプリメインアンプ。1978年にスタートした
「スーパーA」方式のプリメインアンプをより改良強化した内容を持つコスト
パフォーマンスにすぐれた実力機でした。



Accuphase E-202


1974年にケンソニック(アキュフェーズ)が発売したプリメインアンプ。
アキュフェーズブランドのプリメインアンプの1号機で,1号機ながら,音
質と多機能を両立させた完成度の高いプリメインアンプでした。



YAMAHA CA-2000


1976年にヤマハが発売したプリメインアンプ。同社の高級プリメインア
ンプCA-1000シリーズの流れを汲むアンプで,美しい外観と洗練された
音を持つ完成度の高い1台でした。



Technics SU-V9


1981年に,テクニクス(現パナソニック)が発売したプリメインアンプ。スリムで
すっきりした筐体の中に,理詰めで積み上げられた高い技術が投入された実
力派のプリメインアンプでした。



SONY TA-1150


1973年にソニーが発売したプリメインアンプ。エントリーモデルながら,同社の
すぐれた半導体技術を生かした設計で,このクラスとしては珍しいパラレルプッ
シュプル出力段をもち,多機能も実現しているなどコストパフォーマンスの高さ
から人気モデルとなりました。



YAMAHA A-6


1980年にヤマハが発売したプリメインアンプ。同社のプリメインアンプの
中ではじめてX電源を搭載したアンプで,スマートな筐体にハイパワーを
実現した,ヤマハらしさを感じさせる1台でした。

 PART5

[size=+2]国産プリメインアンプは,海外製にはない思い切った物量を
[size=+2]投入したモデルなどなかなか個性的なモデルがそろってい
[size=+2]たと思うのは私だけでしょうか。かつて国産オーディオ界が
[size=+2]華やかなりしころには,そんな個性的で魅力的なプリメイン
[size=+2]アンプたちがそろっていました。プリメインアンプのコーナー
[size=+2]の5ページ目となりました。

[size=+2]

[size=+2]

Technics SE-M100


1988年にテクニクス(現パナソニック)が発売したDAC内蔵型アンプ。
デジタルオーディオ時代に入り,各社が様々なアンプの形を模索して
いましたが,そういった中,テクニクスが発売した新しい形のプリメイン
アンプ,あるいはインテグレーテッドアンプとして発売された1台でした。



Accuphase E-405


1989年に ,アキュフェーズが発売したプリメインアンプ。アキュフェー
ズといえばセパレートアンプのイメージが強いですが,E-202(1975年)
以来,すぐれた性能のプリメインアンプも作り続けてきました。そうした中
セパレートアンプ並の規模を持つ大出力機として発売されたのがE-405
でした。



SONY TA-F555ES


1982年に,ソニーが発売したプリメインアンプ。1980年代初め頃
までのソニーのプリメインアンプ群とはイメージが変わり,同社のアン
プの方向性が変わっていく契機となった1台でした。



PIONEER A-150


1983年に,パイオニアが発売したプリメインアンプ。このころ各社が
10万円クラスに力の入ったプリメインアンプを投入し,上級機に負け
ない魅力を持ったモデルが発売されていました。A-150もそうした1台
でした。



LUXMAN L-430


1982年に,ラックスが発売したプリメインアンプ。前年に発売した「STATUS
シリーズ」の名を冠したL-5**シリーズに対して,より身近で,若い層にも向
けたデザインや音作りがなされた「REVOLVERシリーズ」のトップモデルでした。




Lo-D HA-1100

1975年に,ローディー(日立)が発売したプリメインアンプ。オーソドックス
に物量と技術が投入された,当時の同社のプリメインアンプの最上級機で
落ち着いたデザイン同様に,端正な再生音を持っており,地味ながらも実
力機でした。



SONY TA-F777ES

1983年に,ソニーが発売したプリメインアンプ。TA-F555ESの
上級機で,当時の同社のプリメインアンプの最上級機でした。この
ころのソニーのプリメインアンプのイメージを大きく離れた分厚い筐
体を持った重量級のモデルで,ソニーのプリメインアンプの方向性が
変わっていったことを示す1台でした。



YAMAHA A-1000

1984年に,ヤマハが発売したプリメインアンプ。同社のプリメインア
ンプの最上級機A-2000の弟機として発売されたモデルで,基本的
な部分は受け継ぎつつ,より軽快な音を実現した1台でした。



KENWOOD D-3300A

1986年に,ケンウッドが発売したプリメインアンプ。同社初のD/Aコン
バーター内蔵型のプリメインアンプで,同タイプのアンプとしては,国内
で,LV-109に次いで2番目に登場したモデルでした。



YAMAHA AX-900

1986年に,ヤマハが発売したプリメインアンプ。各社が競ったいわゆる
「798戦争」に投入された中級機で,しっかりと物量が投入され,クラスを
超えた重厚感のある1台でした。



YAMAHA AX-2000

1987年に,ヤマハが発売したプリメインアンプ。A-2000aのモデル
チェンジともいえますが,ヤマハ初のD/Aコンバーター内蔵のプリメイ
ンアンプで,多様な入力に対応した意欲作でした。



PIONEER A-07

1994年に,パイオニアが発売したプリメインアンプ。同社のプリメイン
アンプの超弩級機,A-09の弟機として発売され,全体的にスケールダ
ウンされたモデルとはいえ,しっかりと物量が投入された力作でした。



Technics SU-V80

1985年に,テクニクスが発売したプリメインアンプ。いわゆる798クラ
スのプリメインアンプで,技術的にも,上級のセパレートアンプで開発さ
れたclassAA方式をいち早く導入しているなど,当時の同社のプリメイ
ンアンプの中核機種でした。



KENWOOD KA-7010

1988年に,ケンウッドが発売したプリメインアンプ。KA-990,KA-1100
等のシリーズから,デザインも一新し,型番も以前のトリオ時代のように4桁
型番になった新しいプリメインアンプのシリーズの中核機でした。



KENWOOD DA-1100EX

1987年に,ケンウッドが発売したプリメインアンプ。いわゆるD/Aコンバー
ター内蔵型のアンプで,ケンウッドとしては,D-3300Aに次ぐ2号機として
発売され,コストパフォーマンスが高められていました。



DENON PMA-960

1983年に,デンオンが発売したプリメインアンプ。700番台の型番から
900番台の型番へ移行した新しいシリーズの最上級機で,落ち着いた外
観も特徴でした。



ONKYO A-810

1978年に,オンキョーが発売したプリメインアンプ。DCアンプ化の技術的
な流れの中で,サーボ技術を効果的に用い,すぐれた性能を実現しようと
した意欲作でした。その後の同社のアンプの基本的な部分がほぼ見られる
[s:30] [s:30] 1台でした。


北昌影音
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 楼主| 发表于 2011-2-22 14:52 | 显示全部楼层
 

 PART2[size=+2]FM放送は数多くの専門誌があったほど人気のあるソースで
[size=+2]した。そのため,数多くの個性あふれるチューナの名機たちが
[size=+2]存在していました。そんな名機・銘機たちについて振り返って
[size=+2]みましょう。取り上げる機種数が多くなったため。2ページ目
[size=+2]に入ります。

[size=+3]SONY ST-J88 ソニーが1978年に発売したシンセサイザー方式のチューナー。ソニーが本格的にシンセ
サイザーチューナーに取り組んだものとしては最初の1台だったと記憶しています。後に
エスプリブランドで売られてロングセラーとなった高級チューナーでした。

[size=+3]Lo-D FT-8000 ローディー(日立)が1978年に発売したシンセサイザーチューナー。あのHMA-9500mkⅡ
とのペアを想定されたプリアンプHCA-9000と同じシリーズと考えられるローディーの中で最
高級機にあたるチューナーで,ローディー初の本格的シンセサイザーチューナーでした。

[size=+3]Victor FX-711 ビクターが1987年に発売したシンセサイザーチューナー。シンセサイザーチューナーに最も
早くから取り組んでいたビクターが,それまでのモデルと大きくイメージを変えてきたチューナ
ーで,ケンウッドを思わせるような新しいイメージのデザインに,優れた技術を投入した価格を
超えた実力機でした。

[size=+3]Accuphase T-104 アキュフェーズが1978年に発売したシンセサイザーチューナー。同社初のシンセサイザー
チューナーですが,受信機として,またオーディオ機器として非常に高い完成度を誇ってい
たことは驚くべきことです。風格を感じさせる高級チューナーでした。

[size=+3]SANSUI TU-D707 サンスイが1979年に発売したバリコン式チューナー。07シリーズのアンプとのペアを
想定された高性能チューナーで,サンスイの本格的アナログチューナーとしてもTU-X1
と並んで最後の世代にあたるモデルでした。AU-D907とマッチするその風格ある姿も
実に魅力的でした。

[size=+3]Accuphase T-100 アキュフェーズが1973年に発売したAM/FMチューナー。ケンソニック社として発足した
同社のチューナーの第1号機で,セパレートアンプのC-200,P-300とともに発売され,
風格のあるまさに高級チューナーでした。

[size=+3]Aurex ST-720 1976年にオーレックスが発売したFM専用チューナー。国産初のシンセサイザーチュー
ナーST-910を発売したオーレックスが従来のチューナーとは異なったシンセサイザー方
式らしい未来的なデジタルな操作感を前面に押し出したユニークなチューナーとして印象
に残っています。

[size=+3]ONKYO T-410DG 1978年にオンキョーが発売したシンセサイザーチューナー。1975年にすでにシンセサ
イザーチューナーを商品化していたオンキョーが,受信性能と音質の両面において高性
能を実現しようと開発した高級チューナーでした。

[size=+3]Technics ST-9038T 1977年にテクニクスが発売したシンセサイザーチューナー。薄型のスマートな筐体を
持ち,タイマーを内蔵したマイコン・プログラマブルユニットと組み合わせることにより多
機能を実現した,当時としては先進的な内容を持つ1台でした。

[size=+3]DENON TU-900 1980年にデンオン(現デノン)が発売したバリコン式チューナー。同社の高級プリメイ
ンアンプPMA-970,PMA-950とのペアを想定したチューナーで,サイドウッドを配し
た薄型の筐体は上品な雰囲気を漂わせていました。音の方もデンオンらしい滑らかな
音を持っていました。

[size=+3]PIONEER F-007 1978年にパイオニアが発売したFM専用チューナー。「クォーツロックシンセサイザー
方式」と称する,シンセサイザー方式とバリコン式の両者を併せ持つような仕組みの
チューナーで,堂々たる筐体とクリーンなデザインを持った高級チューナーでした。

[size=+3]TRIO KT-9700 1976年にトリオが発売した高級チューナー。通信機メーカーでもあったトリオが世
界に先駆けて発売した「パルスカウント方式」のチューナーの1号機で,そのすぐれ
た受信性能とクリアで重厚な音と風格あるデザインは名機にふさわしいものでしょ
う。

[size=+3]EXCLUSIVE F-3 1975年にパイオニアがエクスクルーシブブランドで発売した超高級チューナー。
各部に贅の尽くされたハンドメイドとも言える工芸品的名品で。風格のあるデザイ
ンと音が印象に残る1台でした。

[size=+3]YAMAHA CT-7000 1975年にヤマハが発売した高級チューナー。当時のヤマハの最高級機で,
同時期の高級プリメインアンプ,CA-1000シリーズ等と組み合わせると実
にいい雰囲気を持つ1台でした。優雅な外観の中に高度な技術を投入した
ヤマハらしい高級機だったと思います。

[size=+3]PIONEER F-26 1977年にパイオニアが発売したFM専用チューナー。当時パイオニアが発
売していたセパレートアンプ「20番シリーズ」の薄型のプリアンプC-21に
デザインを合わせた薄型でシンプルな筐体を持ち,その中に当時の最新の
技術を投入した高級機でした。

[size=+3]LUXMAN T-530 1982年にラックスが発売したシンセサイザーチューナー。ラックス初のシン
セサイザーチューナーで,ラックスらしい上品なデザインと音は,ペアを想定
されたL-550,530,510等のSTATUSシリーズのプリメインアンプとも良
くマッチングしたものでした。

[size=+3]YAMAHA T-2 1977年にヤマハが発売したFM専用チューナー。同社のバリコン式チューナー
の中でひとつの頂点を成したともいえる1台で,精悍な薄型のブラックボディー
に高度な技術が投入された名機でした。

[size=+3]A&D DA-F9000 1988年にA&Dが発売したシンセサイザーチューナー。シンセサイザーチュー
ナーとしてオーソドックスに性能を追求した使いやすい1台でした。

[size=+3]PIONEER TX-9900 1974年にパイオニアが発売したFM専用チューナー。大型のフロントパネル面
が印象的な大型・重量級のチューナーで,当時の同社のプリメインの最上級機
SA-9900とペアを成す1台でした。

[size=+3]Victor T-X900 1983年にビクターが発売したシンセサイザーチューナー。オーレックスとともに
国内ではいち早くシンセサイザーチューナーJT-V20を発売したビクターらしく,
コンピュータ技術を積極的に導入して各種の自動化を実現した先進的な内容を
持った実力派チューナーでした。
丹拿新意境
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 楼主| 发表于 2011-2-22 14:53 | 显示全部楼层
 
  PART3[size=+2]FM放送は数多くの専門誌があったほど人気のあるソースで
[size=+2]した。そのため,数多くの個性あふれるチューナの名機たちが
[size=+2]存在していました。そんな名機・銘機たちについて振り返って
[size=+2]みましょう。取り上げる機種数が多くなったため。いよいよ3ペ
[size=+2]ージ目に入ります。
  

[size=+3]SONY ST-S555ESX
1986年にソニーが発売したシンセサイザーチューナー。重量級プリメインアンプ
TA-F555ESXやTA-F333ESXとのペアを想定されたチューナーで,シンセサ
イザーチューナーとして先進的な内容をもつ優れた性能のチューナーでした。

[size=+3]SANSUI TU-9900 1975年にサンスイが発売したチューナー。当時の同社の高級プリメインアンプや
セパレートアンプとのペアを想定して作られた1台で,ブラックパネルにホワイトの
メーターパネルというサンスイらしい精悍なデザイン魅力的でした。



LUX 5T50

1975年にラックスが発売したシンセサイザーチューナー。ラックス初のシンセサイ
ザーチューナーであるとともに,当時の同社の高級機のシリーズ「LABORATORY
REFERENCEシリーズ」の1台で,同社のチューナーの中でも最上級機でした。




SONY ST-5000F

1969年にソニーが発売したFM専用チューナー。オールトランジスタ構成の高性能
チューナーで,当時水準を大きく超えたリファレンス機として君臨していました。ソニー
らしい名機の一つだと思います。




KENWOOD D-3300T

1986年にケンウッドが発売した高級シンセサイザーチューナー。ケンウッド最後の
高級チューナーとなった1台で,技術的にも完成度の高さを誇る1台でした。




Victor JT-V20

1974年にビクターが発売したFM専用チューナー。オーレックスのST-910と並んで
国産初のシンセサイザー方式チューナーで,当時としては,非常に先進的な内容を持
つ1台でした。



[size=+3]PIONEER F-780
1981年にパイオニアが発売したシンセサイザーチューナー。個性的なデザイン
のプリメインアンプA-980等とのペアを想定されたチューナーで,中級機ながら
バランスの取れた性能を持つ実力機でした。



[size=+3]Technics ST-G90

1989年にテクニクスが発売したシンセサイザーチューナー。
早くからチューナー
の分野で高い技術を見せてきたテクニクスらしい1台で,優れた受信性能と音質を
両立させた使い易い中級機でした。




[size=+3]Victor JT-V9


1973年にビクターが発売したチューナー。当時のビクターのチューナーの
最上級機で,JA-S20等の同社の高級プリメインアンプとのペアも想定され
た落ち着いたデザインをもった高級機でした。



[size=+3]PIONEER TX-910


1973年にパイオニアが発売したチューナー。当時同社のプリメイ
ンアンプの最上級機であったSA-910とのペアを想定されていた高
級チューナーで,落ち着いた外観に,当時最新の技術が投入された
1台でした。



[size=+3]Technics ST-8600


1975年にテクニクスが発売したFM/AMチューナー。テクニクスは
アナログチューナーの時代にもST-9700のような超弩級機を発売
するなど,高い技術を持つブランドでした。このST-8600は,そうい
うテクニクスの技術力を感じさせる中級クラスのオーソドックスながら
すぐれたチューナーでした。




[size=+3]YAMAHA T-1


1977年にヤマハが発売したFM/AMチューナー。「CT-」という型番から
「T-1桁」という型番に移行した1号機で,同じく「A-1桁」シリーズに移行
したプリメインアンプA-1とのペアとなるチューナーでした。



[size=+3]Technics ST-S8


1980年にテクニクスが発売したFM/AMチューナー。テクニクスがシン
セサイザーチューナーに本格移行したST-Sシリーズの最上級機で,薄
型の筐体に高い技術を投入した1台でした。





Lo-D FT-620

1975年にローディーが発売したFM/AMチューナ。白のメーターパネル
が印象的な落ち着いたデザインのチューナーで,オーソドックスながら
しっかりと技術が投入された1台でした。



SONY ST-J75


1980年にソニーが発売したFM/AMシンセサイザーチューナー。中級機
ながら,受信性能と音質のバランスをきちんととった使い易い実力派チュー
ナーとして,当時,高い評価を得ていた1台でした。



ONKYO T-417

1979年にオンキョーが発売したFM専用チューナー。当時の同社の最
上級機T-419の弟機で,デザイン的にも内容的にも類似性が高く,その
意味でもコストパフォーマンスの高い1台でした。



DENON TU-850

1977年にデンオン(現デノン)が発売したFM専用チューナー。デンオン
らしい個性を感じさせる外観に,しっかりと技術を投入して作られた実力
派のチューナーでした。




SONY ST-A6B

1977年にソニーが発売したFM専用チューナー。中級機ながら7連バリ
コンを搭載するなど,しっかりした内容を持った,実力機でした。上級機の
イメージを受け継ぐそのデザインにもソニーらしさがあふれていました。



Victor T-X7

1981年にビクターが発売したFM/AMシンセサイザーチューナー。ビクター
はシンセサイザーチューナーに早くから取り組み製品化していたブランドで
このT-X7も,そんなビクターの技術が生かされたバランスのとれた1台でし
た。



SANSUI TU-S607

1981年にサンスイが発売したFM/AMシンセサイザーチューナー。同社
初のシンセサイザーチューナーで,「07シリーズ」とのペアを想定した精悍
なデザインも特徴的でした。



[s:42]
音联邦
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  PART4



[size=+2]FM放送は数多くの専門誌があったほど人気のあるソースで
[size=+2]した。そのため,数多くの個性あふれるチューナの名機たちが
[size=+2]存在していました。そんな名機・銘機たちについて振り返って
[size=+2]みましょう。取り上げる機種数が多くなったため。4ペ[size=+2]ージ目に
[size=+2]入ります。



[size=+2]


[size=+2]
PIONEER F-717

1987年に,パイオニアが発売したFM/AMチューナー。前モデルF-120D
を改良したもので,より物量がしっかり投入され,技術的にもより洗練されて
いった実力派チューナーでした。



YAMAHA CT-1000

1976年に,ヤマハが発売したFM/AMチューナー。当時の同社の主力
プリメインアンプに合わせた,ヤマハらしいエレガントなデザインが魅力的
な1台で,技術的にも手堅く作り上げられたチューナーでした。



TRIO KT-1100

1982年に,トリオ(現ケンウッド)が発売したFM/AMチューナー。トリオ
ブランドとしては最後期のチューナーで,主力となる中級機としては最後
のバリコン式採用のモデルで,完成度の高いチューナーでした。



TRIO KT-2200

1982年に,トリオ(現ケンウッド)が発売したFMチューナー。トリオ
ブランドでは,当時,最上級機のチューナーでした。デザイン的には
弟機のKT-1100と非常によく似ていますが,内容的にはL-03Tと
ほぼ同一のものを持ち,技術的にも超弩級機L-02Tに通じるものが
あるなど,実力派の1台でした。



LUXMAN T-50A

1979年に,ラックスが発売したFM/AMチューナー。同時期のプリメ
インアンプL-58A等とマッチングを考慮されたエレガントなデザインは
ラックスらしさあふれるものでした。繊細さを持った音も優美なデザイン
とマッチして魅力的でした。



SANSUI TU-S707X

1984年に,サンスイが発売したFM/AMチューナー。それまでの同社
の「07シリーズ」のチューナーに比べて大幅に薄型化した新しい筐体に
新しいMPX復調回路を搭載した,当時の同社のチューナーの主力モデ
ルでした。



DENON TU-1000

1978年に,デンオン(現デノン)が発売したFMチューナー。当時のデ
ンオンのチューナー技術をしっかりと投入して作り上げられた最高級機
でした。



YAMAHA T-7

1980年に,ヤマハが発売したFM/AMチューナー。T-9の弟機
として発売されたチューナーで,技術的にもデザイン的にも共通点
が多いコストパフォーマンスの高い1台でした。


デジタル方式で録音する機器はCDプレーヤー同様に比較的
[size=+2]新しいコンポーネントです。しかも,様々な規格が存在します。
[size=+2]「懐古録」とは言いにくい分野かもしれませんが,印象に残る
[size=+2]名機はやはり存在すると思います。
  
[size=+3]SONY DTC-1000ES
ソニーが1987年に発売した同社のDATデッキ第1号機。デジタル録音のできる機器としては最も高
性能を誇るDATデッキの原器といえる存在でしょう。このDTC-1000ESの基本メカニズムや基本パ
ーツを使ったDATデッキは第1世代のDATデッキの中には多かったのではないかと思います。DATの
基本を開発したソニーの実力が感じられる完成度の高いDATでした。ただ,残念なことに,第1世代の
DATデッキは著作権の壁に阻まれ,CDからのデジタル録音ができなかったのでした。

[size=+3]SONY PCM-F1
ソニーが1981年に発売したPCMデジタルオ-ディオ・プロセッサー。DAT以前はこのようなプロセッサ
ーとビデオデッキを組み合わせてデジタル録音をしていました。このPCM-F1は世界初のAC/DC両用
で,ポータブルデッキと組み合わせると生録も可能と画期的な製品でした。実際,当時世界各地のレコー
ディングスタジオでも使われていたようで,そのクオリティの高さと信頼性は相当なものでした。

[size=+3]EXCELIA XD-001
DATの記念すべき商品化第1号機は,実はアイワがEXCELIAブランドで出したこのXD-001でした。
中身は親会社であったソニーとの共同開発で,上記のDTC-1000ESとほとんど同じでした。しかし,
EXCELIAブランドの頃のアイワは本当に気合いが入ったいい機器を作っていました。

[size=+3]PIONEER D-1000
パイオニアもDATには熱心に取り組んでいるブランドでした。同社の第1号機D-1000は,A/Dコン
バーターにもデジタルフィルターを搭載し,徹底的に音質対策を施した当時の最高級クラスのDATデッ
キでした。その後のパイオニアのDATの分野での活躍を予感させる力作だったと思います。

[size=+3]SONY DTC-1500ES
ソニーが1990年に発売したDATデッキ。DATのオリジネーターとして,多くの業務用DATを手がけ
てきたソニーが満を持して発売したコンシューマー用DATデッキの最高級機でした。ナカミチの超弩級
DATデッキ「1000」以外では初めての4ヘッド録再同時モニター機能を搭載し,高級品にふさわしく各
部とも贅沢な作りがされた逸品でした。


[size=+3]PIONEER D-07
パイオニアはDATに非常に力を注いでいたメーカーですが,このD-07は96kHzというハイサンプリン
グモードを搭載し,話題をさらった名機でした。記録時間は半分になってしまいますが,その自然な音
はすばらしいものでした。その凝った作りや美しいデザインも高級機にふさわしいものでした。D-07
に始まったハイサンプリングモード搭載のDATは,プロの分野で性能が認められ,活躍することとなり
ました。

[size=+3]Nakamichi 1000
ナカミチが1988年に発売した超弩級デジタルレコーダー。世界最高のレコーディングマシンをめざし
てナカミチが開発しただけあって,DATのメカニズム,エレクトロニクスなどあらゆる面にナカミチらしい
こだわりを詰め込んだという感じで,その音質はもちろん,操作感も他のDATとは一線を画す,すばら
しいものでした。

[size=+3]SANSUI PC-X1
サンスイが1983年に発売したPCMプロセッサー。当時の標準だった14ビットでの記録・再生方式
でしたが,記録するVTRへの対応性を高めるため,信号読み取り精度を高めた新技術「トライコード
PCM方式」を搭載し,VTRの長時間モードでも問題なく記録・再生ができるようになっていたことが
大きな特徴でした。ソニーとはまた違ったサンスイらしい音を持った名機だったと思います。
.
[size=+3]Technics SV-P100
テクニクスが1982年に発売したデジタルオーディオテープレコーダー。PCMプロセッサーとVHS
ビデオデッキを一体化したというものですが,技術的には後のDATにつながるものといえるかもし
れません。ソニーのPCM-F1に対するテクニクスの意地を感じさせる力作だと思います。

[size=+3]A&D D-9000
A&Dが1987年に発売したDATデッキ。A&Dが持ち前の優れたテープデッキ技術を生かした
高性能なDATデッキでした。ヘッド,走行系をはじめ,録音系へのデジタルフィルターの投入など
各部にこだわった作りが第1世代のDATデッキの中でも際だつ1台でした。

[size=+3]SONY DTC-2000ES
1993年にソニーが発売したDATデッキ。DTC-1500ESを引き継いで民生用の最上級機とし
て開発された高性能なDATデッキでした。SBM等,最新のデジタル技術を駆使し,しっかりし
た作りのメカニズム系と合わせ,高い評価を得ていました。残念ながら,ソニーのDATデッキの
高級機として最後の1台となってしまいました。

[size=+3]Aurex XD-80
1981年にオーレックス(東芝)が発売したデジタルレコーディングプロセッサー。ビデオデッキと
組み合わせてデジタル録音を行う,いわゆるPCMプロセッサーですが,高品質なパーツを投入
した,オーレックスらしさあふれる1台でした。

[size=+3]Victor XD-Z909
1990年にビクターが発売したDATデッキ。CDからのダイレクトコピーを可能にしたSCMS規
格のデッキで,ビクターのDATデッキの最上級機でした。優れたビデオデッキの技術とデジタ
ルオーディオの技術を持っていたビクターならではの1台でした。

[size=+3]SONY PCM-1
1977年にソニーが発売したPCMプロセッサー。VTRを記録機器として使ういわゆる
PCMプロセッサーの民生用第1号がこのPCM-1でした。当時としては画期的な小型
化(でも大きいですが・・)を実現していました。後のデジタルオーディオでのソニーの活
躍のスタートだったといえるでしょう。

[size=+3]ESOTERIC R-1
1987年にティアックが発売したDATデッキ。この年,エソテリックブランドを立ち上げ
たティアックは,プレミアムブランドであるエソテリックブランドの第1弾商品シリーズの
1台としてこのR-1を発売しました。それだけに充実した中身を持つ1台でした。


[size=+3]SONY TCD-D10


1988年にソニーが発売したDATデッキ。「デジタル・デンスケ」の名を冠して
発売された,国産初(世界初?)のポータブルタイプのDATデッキで,生録ファ
ンに,高い支持を得ました。



[size=+3]Technics SV-MD1


テクニクスが1988年に発売したポータブルDATデッキ。ソニーの
「デジタル・デンスケ」と同じ年に発売され,より小型化を実現してい
たテクニクスのすぐれた技術を見せた1台でした。



Panasonic SV-DA10


1990年に,松下電器(現パナソニック)がパナソニックブランド(ややこしい!)
で発売したDATデッキ。MASH方式,持ち前のすぐれたビデオ技術など同社の
総合力を生かしたコストパフォーマンスの高いDATデッキでした。



PIONEER D-C88


1994年に,パイオニアが発売したDATデッキ。ポータブル型デッキながら
パイオニア自慢の「96kHzハイサンプリング・ワイドモード」を搭載し,ワイド
レンジの自然な音での録音再生が可能な高性能DATでした。
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2010-9-21
 楼主| 发表于 2011-2-22 15:00 | 显示全部楼层
[size=+3]このページでは,SANSUIが誇るインテグレーテッド
[size=+3]アンプ07シリーズの歴史を追ってみたいと思います。
[size=+3]最初のモデルが1976年発売ですから,すでに20年
[size=+3]以上の歴史を誇るこの07シリーズは,まさに名機の
[size=+3]系譜と言えるでしょう。  

  
  
  

[size=+4]AU-707[size=+3](1976年)
[size=+2]Integrated Amplifier ¥93,800
07シリーズの記念すべき第1号機です。サンスイが1976年秋にAU-707,
AU-607の2機種を発表し,この名機の系譜はスタートしました。この初代
では,907はなく,707が最上位機でした。以下,この系譜では,最上位機
を中心に紹介していきます。        
[size=+2]●主な特長● 
[size=+2]◎入力回路やNFB段にコンデンサーを使わない
[size=+2] [size=-1] [size=+2]DCアンプの出力段
[size=+2]◎DC~200kHzの超ワイドレンジの特性を実現
[size=+2]◎巨大な電源部

  [size=+2]●主な定格●
  
  
  [size=+1]◆パワー部◆
実効出力85W+85W(20Hz~20kHz,8Ω,両ch駆動)
全高調波歪率0.03%(実効出力時)
混変調歪率0.03%(70Hz:70kHz=4:1,実効出力時)
周波数特性DC~200kHz(+0dB,-3dB)
SN比115dB(IHF-Aネットワーク)
[size=+1]◆プリ部◆
PHONO最大許容入力320mV(1kHz,歪率0.01%)
PHONO SN比77dB(IHF-Aネットワーク)
寸法430(W)×168(H)×389(D)mm
重量16.8kg

[size=+4]AU-D907[size=+3](1978年)
[size=+2]Integrated Amplifier ¥142,000
07シリーズ第2世代機です。ここで初めて最上位機907が登場しました。Dシリ
ーズのDは「ダイヤモンド差動回路」のイニシャルでした。「ゼロTIMへの挑戦」を
テーマに動特性の改善のためにサンスイが開発したもので,NPN-PNPトランジ
スターで構成した差動増幅回路2組をシンメトリカルに配し,それぞれを対称の入
力信号で駆動させるもので,強力なドライブ能力を持った差動回路構成で,現在
もサンスイアンプに使われています。              

  [size=+2]●主な特長●
[size=+2] 
[size=+2]◎各ブロック段は入力コンデンサーのないDCアンプ構成
[size=+2]◎世界初のプッシュプル入力回路,P,N-chFET採用の
[size=+2] [size=-1] [size=+2]MCヘッドアンプ
[size=+2]◎イコライザーにもTIM歪を徹底的に改善したダイヤモンド
[size=-1] [size=+2] 差動回路採用
[size=+2]◎2パワートランス(トロイダル,EI型)トータル7電源方式

  [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワー部◆
実効出力100W+100W(10Hz~20kHz,8Ω,両ch駆動)
全高調波歪率0.008%以下(10Hz~20kHz,実効出力時)
周波数特性DC~500kHz(+0dB,-3dB)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs
SN比125dB以上(IHF-Aネットワーク)

  [size=+1]◆プリ部◆
RIAA偏差±0.2dB(20Hz~20kHz)
PHONO最大許容入力350mV(1kHz,THD0.01%)
PHONO SN比90dB以上(PHONO MM)
寸法430(W)×168(H)×428(D)mm
重量20.8kg

[size=+4]AU-D907[size=+3]LIMITED(1979年)
[size=+2]Integrated Amplifier ¥175,000(限定発売)
1979年10月に発売されたAU-D907のLIMITEDモデルです。アンプ全体の
非磁性化をテーマに各部に改良が加えられていました。電源部シャーシに真鍮
板を採用し,リア・パネルやシャーシに純銅のメッキを施し,コンデンサーのケース
ビスの1本に至るまでパーツを厳選し,非磁性化を追求していました。                                  

[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎さらに強化された20石構成のダイヤモンド差動回路搭載の
[size=-1] [size=+2] イコライザーアンプとパワーアンプ
[size=+2]◎非鉄構造のリニア高速出力素子LAPTを採用
[size=+2]◎電源部重視設計のコンプリメンタリー・プッシュプル
[size=-1] [size=+2] レギュレーテッド方式
[size=+2]◎ファーストリカバリー整流ダイオード
[size=+2]◎P.N-chFET使用のMCヘッドアンプ
[size=+2]◎真鍮と純銅メッキを使用したシャーシ
[size=+2]◎エバニー仕上げ黒檀ウッドケース

  [size=+2]●主な定格
  
  [size=+1]◆パワー部◆
実効出力100W+100W(10Hz~20kHz,8Ω,両ch駆動)
全高調波歪率0.008%以下(10Hz~20kHz,実効出力時)
周波数特性DC~500kHz(+0dB,-3dB)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs
SN比125dB以上(IHF-Aネットワーク)

  [size=+1]◆プリ部◆
RIAA偏差±0.2dB(20Hz~20kHz)
PHONO最大許容入力350mV(1kHz,THD0.01%)
PHONO SN比90dB以上(PHONO MM)
寸法430(W)×182(H)×432(D)mm
重量20.0kg

[size=+4]AU-D907F[size=+3](1980年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥168,000
サンスイが1980年に発売した「Fシリーズ」は,サンスイが苦心の末開発した
スーパーフィード・フォワード・システムが搭載されていました。これは,出力に
発生する信号と全く同じ歪打ち消し信号をアンプ内部で作り出し,出力で主信
号と合成,あらゆる歪を残らずキャンセルしようとするもので,従来のNFBとの
組み合わせで実現したものでした。
このモデルからブラックパネルだけでなく,シルバーパネルのモデルも加わり
ました。 
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎スーパーFF&ダイヤモンド差動回路
[size=-1] [size=+2] 2つの新技術が融合した強力パワーアンプ
[size=+2]◎すべてのMCカートリッジの微妙なニュアンスまで引き出す
[size=-1] [size=+2] DC構成FET入力MCヘッドアンプ
[size=+2]◎出力コンデンサーを排しながら超低域の安定化を計った
[size=-1] [size=+2] ダイヤモンド差動回路搭載DCサーボOCLイコライザー
[size=+2]◎L/R独立,ステージ独立,トータル6電源
[size=-1] [size=+2] サンスイの伝統が生きる強力電源部
[size=+2]◎ヒートループ採用の新しい放熱システム
[size=+2]◎銅メッキシャーシ,ウッドボンネット,高速出力素子
[size=-1] [size=+2] NM LAPTなど,フラックスフリーの思想を徹底
[size=+2]   [size=-2]  [size=+2]     [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワー部◆
実効出力120W+120W(10Hz~20kHz,8Ω,THD0.005%)
全高調波歪率0.005%以下(10Hz~20kHz,実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
スルーレイト±250V/μs
ライズタイム0.8μs

  [size=+1]◆イコライザーアンプ部◆
RIAA偏差±0.2dB(20Hz~20kHz)
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)200mV  
(MC)26mV(Low)
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO-1,2 MM)
74dB以上(PHONO-1,2 MC Low)  
110dB以上(TUNER AUX,TAPE PLAY-1,2)
定格消費電力320W(電気用品取締法)
寸法445(W)×163(H)×443(D)mm
重量17.5kg
[size=+2] 

[size=+4]AU-D907F[size=+3]EXTRA(1981年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥175,000
1981年に発売された「Fシリーズ」の改良モデルです。「スーパーFF」のエラー
コレクションアンプにMOS-FETを採用して低歪みを追求し,MCカートリッジに
対してMCヘッドアンプから専用トランスの搭載,ハイスピードαコンデンサー使
用の強力電源部,マグネティック・ディストーション対策の徹底化の改良が施さ
れていました。                                           
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎完成の域まで達したスーパーFF&ダイヤモンド差動回路搭載
[size=-1] [size=+2] 理想に近づいた強力パワーアンプ
[size=+2]◎アンプ技術とトランス技術が融合した
[size=-1] [size=+2] 新開発リニアステップMCトランス
[size=+2]◎CIコアによる大型電源トランス,新開発αコンデンサーにより
[size=-1] [size=+2] さらに強化されたL/R独立,ステージ独立,
[size=-1] [size=+2] トータル5電源の電源部
[size=+2]◎DC領域まで高安定なダイヤモンド差動回路搭載
[size=-1] [size=+2] DCサーボOCLイコライザー
[size=+2]◎銅メッキシャーシ,ヒートループ,NM素子による,素材,
[size=-1] [size=+2] コンストラクション両面からのマグネティックディストーション
[size=-1] [size=+2] の全面排除

  [size=+2]●主な定格●
[size=+2] 
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力130W+130W(10Hz~20kHz,8Ω,THD0.003%)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
スルーレイト±250V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆イコライザーアンプ部◆
RIAA偏差±0.2dB(20Hz~300kHz)
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)200mV  
(MC)25mV(Low) Trans方式
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO-1,2 MM)  
75dB以上(PHONO-1,2 MC Low)  
110dB以上(TUNER AUX,TAPE PLAY-1,2)
定格消費電力320W(電気用品取締法)
寸法460(W)×160(H)×444(D)mm
重量17.7kg

[size=+4]AU-D907G[size=+3]EXTRA(1983年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥178,000
1983年に発売されたGシリーズの「G」は,「グラウンド・フローティング回路」の
イニシャルで,アース系の改良が特徴でした。アース系を通じての歪みを追放す
るために,出力アンプ,電源,スピーカーをすべてクローズドループとしたこと,電
源部をフローティング電源としてアース回路と切り離したこと,電源回路の構成は
電源トランス巻線をプラス電源用とマイナス電源用に独立させ,それぞれを2組の
ブリッジで整流する構成としたことの3つを総称して「グラウンド・フローティング回
路」と呼んでいました。
また,このモデルから,AUX入力にDAの表示がつきました。デジタル時代を象徴
的に感じさせました。

[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎現代アンプに残された課題"アース回路”を根底から見直した
[size=-1] [size=+2] グラウンド・フローティング回路
[size=+2]◎ハイグレード・パーマロイコア採用の新開発リニアステップ
[size=-1] [size=+2] MCトランスと最適ロード
[size=+2]◎信号系の歪の発生を限りなくゼロとするスーパーFF&
[size=-1] [size=+2] ダイヤモンド差動回路搭載パワーアンプ
[size=+2]◎超ワイドレンジ,高速応答性のダイヤモンド差動回路搭載の
[size=-1] [size=+2] DCサーボOCLイコライザー
[size=+2]◎マグネティック・ディストーションを根本的に排除した素材と
[size=-1] [size=+2] 理想のコンストラクション

  [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力130W+130W(10Hz~20kHz,8Ω,THD0.003%)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
スルーレイト±250V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆イコライザーアンプ部◆
RIAA偏差±0.2dB(20Hz~300kHz)
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)200mV  
(MC)25mV(Low) Trans方式
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO-1,2 MM)  
81dB以上(PHONO-1,2 MC 70μV)  
110dB以上(TUNER AUX/DA,TAPE/PCM PLAY-1,2)
定格消費電力320W(電気用品取締法)
寸法460(W)×160(H)×444(D)mm
重量18.0kg

[size=+4]AU-D907X[size=+3](1984年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥189,000
1984年に発売された「Xシリーズ」は,大きく回路構成が変わり,バランスアンプ
構成を特徴としていました。入力から出力,電源部やフィードバックまでのすべて
をバランス構成とし,4アンプ・ドライブによってスピーカーに対する強力な制動力
を持つことになりました。この「Xバランスアンプ」はそれ以降のSANSUIアンプの
大きな特徴となりました。                          
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎Xバランス・アンプは今までのアンプが
[size=-1] [size=+2] 宿命的に抱えていた諸問題のすべてをクリアー
[size=+2]◎6つのキー・テクノロジーが結合して
[size=-1] [size=+2] Xバランスアンプは生まれた
[size=+2]◎低インピーダンス・ドライブ能力を
[size=-1] [size=+2] 大幅アップさせたXバランスアンプ
[size=+2]◎高性能・大型のトライダルトランスと
[size=-1] [size=+2] 大型コンデンサーに支えられる強力電源部
[size=+2]◎ピュアな伝送・増幅をあらゆるプログラムソースに
[size=-1] [size=+2] 活かす考えぬかれた入力系
[size=+2]◎ダイヤモンド差動回路のHi-Precisionイコライザー
[size=+2]◎振動,歪の徹底追放が求めた
[size=-1] [size=+2] 高性能パーツとコンストラクション
[size=+2]       [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力180W+180W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)  
250W+250W(10Hz~20kHz,4Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
スルーレイト±300V/μs(6Ω)
ライズタイム0.5μs
[size=+2]  [size=+1]◆イコライザーアンプ部◆
RIAA偏差±0.2dB(20Hz~300kHz)
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)300mV  
(MC)35mV(Low) Trans方式
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB(PHONO MM)  
80dB以上(PHONO MC 100μV)  
110dB(CD,TUNER,TAPE)
定格消費電力370W(電気用品取締法)
寸法466(W)×161(H)×431(D)mm
重量20.5kg
[size=+4]AU-D907X[size=+3]DECADE(1985年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥193,000 1985年,07シリーズが10周年を迎えた記念すべき年のモデルです。「Xバラン
ス・アンプ」は「ツインダイヤモンド・Xバランス・アンプ」となり,電源部が大幅に強
化されスピーカードライブ能力のアップが図られました。電源トランスは10.7Kg
もの超重量級となり,プリドライブ部,パワー部,L/R独立のバランス電源方式の
強力な電源部でした。そのため,本体重量も大きくアップし,本格的重量級アンプ
となりました。                                       
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎「バランス構成」を入力から出力までの信号系,電源回路
[size=-1] [size=+2] NFB回路に至るまで採用したインダイヤモンドXバランスアンプ
[size=+2]◎+側,-側対等なバランス・ドライブでスピーカーを正確に駆動
[size=+2]◎10.7kgの超重量級電源トランスと大型コンデンサーに支えられる
[size=-1] [size=+2] 強力電源部
[size=+2]◎L,R2個による本格的高性能MCトランス

  [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
スルーレイト±300V/μs(6Ω)
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆イコライザーアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)300mV  
(MC)35mV(Trans HIGH)
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB(PHONO MM)  
80dB(PHONO MC)  
110dB(CD,TUNER,TAPE)
定格消費電力370W(電気用品取締法)
寸法466(W)×161(H)×431(D)mm
重量26.0kg

[size=+4]AU-α907[size=+3](1986年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥198,000

型番に初めてαがついた07シリーズは1986年発売でした。パネルフェイスが光沢の
ある黒になり(グロッシー・ブラックと称していた。)質実剛健な感じのデザインに少し高
級感が加わりました。コンストラクションも大きく変化していたようです。バランス回路は
「α-Xバランスサーキット」となり,キャノンケーブルによるバランス入力端子を備えるよ
うになりました。「ソースダイレクト」と呼ぶこの端子は,もう1系統PIN入力によるアンバ
ランス入力もありました。また,構造体の改良が施され,「ソリッドシャーシ」というシール
ドを内部に巡らせた全体構造や,電源部を中央に置き,パワー部をはじめ内部構造を左
右対称にした「ツイン・モノラル・コンストラクション」を採用していました。CF5インシュレ
ーターと称して,底部が5点支持となって耐振性を高めていました。さらにボンネットの取
り付けもCF12ボンネットと称していて,大型のネジによる12点留めで剛性を高めていま
した。伝統の強力電源部もあり,重量は28.0kgにも達していました。また,資料による
とこのシリーズでは,AU-α307というモデルもあったようです。                                                      

[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎デジタル時代のピュア伝送・増幅を実現する
[size=-1] [size=+2] α-Xバランスサーキット
[size=+2]◎サンスイ伝統のアンプテクノロジーが光る
[size=-1] [size=+2] 超重量級α-Xバランス電源
[size=+2]◎専用開発した6連マスターボリューム搭載の
[size=-1] [size=+2] パワーアンプダイレクト
[size=+2]◎アンプ全体の剛性を高めノイズからも守る
[size=-1] [size=+2] ソリッドシャーシ
[size=+2]◎すべてのソースをα-Xバランス伝送
[size=-1] [size=+2] この思想から生まれたソース・ダイレクト
[size=+2]◎荷重の黄金分割の役割をする
[size=-1] [size=+2] サンスイ独自のCF5インシュレーター
[size=+2]◎アナログディスクの対応も充分に考えた
[size=-1] [size=+2] ディスクリート・フォノイコライザー

  [size=+2]●主な定格●
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
スルーレイト±200V/μs(6Ω)
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆イコライザー部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
88dB以上(PHONO MM)  
70dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(TUNER,LINE,CD)  
110dB以上(TAPE PLAY/DAT-1,2,3)
定格消費電力370W(電気用品取締法)
寸法448(W)×160(H)×441(D)mm
重量28.0kg


[size=+4]AU-α907i[size=+3](1987年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥198,000
AU-α907の改良モデルとして,1987年に発売されました。各部の部品等ブラ
ッシュアップが行われていましたが,最も大きなものはボリュームの改良だったよ
うです。このモデルでは,高精度ディテント型6連ボリュームを搭載し,実使用上の
SN比が大きく向上していました。また,「ツイン・レギュレーターシステム」と称して
イコライザー部,プリ部にもローカルレギュレーターを搭載し,電源部の改良・強化が
行われて音質の向上が図られていました。サンスイの地道で確実な歩みがよく表
れています。              
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎デジタルオーディオ時代の純粋音楽回路
[size=-1] [size=+2] α-Xバランス・サーキット
[size=+2]◎超大型電源トランスを搭載
[size=-1] [size=+2] パワフル&サイレントなバランス電源部
[size=+2]◎イコライザー部,プリ部の電源部に,
[size=-1] [size=+2] ツイン・レギュレーターシステムを採用
[size=+2]◎音像定位と振動排除能力に優れた,
[size=-1] [size=+2] 最適なツイン・モノラル・コンストラクション
[size=+2]◎振動・ノイズの干渉を徹底排除
[size=-1] [size=+2] ソリッド$アンチフラックス・シャーシ
[size=+2]◎実装SN比を向上
[size=-1] [size=+2] 高精度6連ボリュームを採用
[size=+2]◎アナログ・ディスクの音楽性にも着目
[size=-1] [size=+2] ディスクリート構成のイコライザー部
[size=+2] 
[size=+2] 
[size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー310W(6Ω),390W(4Ω),580W(2Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)250mV  
(MC)25mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE PLAY/DAT-1,2,3)
定格消費電力400W(電気用品取締法)
寸法448(W)×160(H)×441(D)mm
重量28.0kg
[size=+4]AU-α907iMOS LIMITED
[size=+3]                     (1987年)
[size=+2]REFERENCE AMPLIFIER ¥260,000 サンスイが1987年,創立40周年記念限定モデルとして発売したモデルです。
AU-α907iをベースに出力段にパワーMOS FETを採用し,各部に高精度な
専用部品を採用したカスタムモデルでした。音の方もMOS FETの良さを発揮し
上級のAU-X111MOS VINTAGEにせまるほどでした。        
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎限定モデルにふさわしい,最高級ディバイス
[size=-1] [size=+2] パワーMOS FETを採用
[size=+2]◎デジタル時代を予見したサンスイ独自の
[size=-1] [size=+2] 理想伝送・増幅方式α-Xバランス・サーキット
[size=+2]◎パワフル&クリーンなエネルギーを供給する
[size=-1] [size=+2] バランス電源部とツイン・レギュレーター
[size=+2]◎α-Xバランスサーキットがもたらす
[size=-1] [size=+2] 理想のスピーカー・ドライブ
[size=+2]◎バランス出力を持つソースをα-Xバランス
[size=-1] [size=+2] ・パワー部に直結するパワーアンプ・ダイレクト
[size=+2]◎すべての入力ソースの鮮度をそのまま忠実に
[size=-1] [size=+2] α-Xバランス伝送・増幅するソース・ダイレクト
[size=+2]◎独自のバランス電源部には新開発の
[size=-1] [size=+2] 超大型電源トランスとカスタム電解コンデンサーを採用
[size=+2]◎信号経路の最適化を追求し,ノイズ対策を
[size=-1] [size=+2] 徹底した音質優先のコンストラクション
[size=+2]◎振動およびノイズの干渉を徹底的に追放した
[size=-1] [size=+2] 高剛性ソリッド&アンチフラックス・シャーシ
[size=+2]◎無振動,無共振化をあらゆる部分で徹底追及
[size=+2]◎1000を超えるパーツの一点一点に至るまで
[size=-1] [size=+2] 厳密な音質追及を行い厳選した素材を使用
[size=+2]◎実装SN比を飛躍的に向上させた高精度
[size=-1] [size=+2] ディテント型6連マスター・ボリューム採用
[size=+2]◎あくまでも音楽の再生を目的とする最高級機に
[size=-1] [size=+2] ふさわしい品位と格調の高いデザイン
[size=+2] [size=-2] 
  [size=+2]●主な定格●
[size=+2] 
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力100W+100W(10Hz~20kHz,6Ω)  
 80W+80W (10Hz~20kHz,8Ω)
全高調波歪率0.01%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)250mV  
(MC)25mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE PLAY/DAT-1,2,3)
定格消費電力260W(電気用品取締法)
寸法472(W)×161.5(H)×441(D)mm
重量31kg


[size=+4]AU-α707EXTRA
[size=+3]                           (1988年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥138,000
AU-α07EXTRAシリーズはAU-α07iシリーズの改良モデルとして1988年に
発売になりました。このシリーズでは、AU-α907EXTRAというモデルはなかった
ため,AU-α707EXTRAを取り上げます。   
基本的には前シリーズからの大きな変化はありませんでしたが,サンスイ自慢の
「ダイヤモンド差動回路」が初段のFETをカスケード接続した「NEWダイヤモンド差
動回路」となり,部品等の面でも細かな点からブラッシュアップが図られていたよう
です。                                  
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎NEWダイヤモンド差動回路により,
[size=-1] [size=+2] 純を極めたα-Xバランスサーキット
[size=+2]◎比類なきハイクオリティの装い
[size=-1] [size=+2] ツイン・モノラル・コンストラクション
[size=+2]◎高純度音楽再生の証明
[size=-1] [size=+2] バランス入力,パワーアンプ・ダイレクト
[size=+2]◎ハイグレードを支えるバックボーン
[size=-1] [size=+2] 強力バランス電源部
[size=+2]◎ひとつひとつの部品から吟味
[size=-1] [size=+2] 新開発のクオリティパーツ
[size=+2]   
[size=+2]●主な定格●
[size=+2] 
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力160W+160W(10Hz~20kHz,6Ω)  
130W+130W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー210W(6Ω),320W(4Ω),405W(2Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
88dB以上(PHONO MM)  
70dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE PLAY/DAT-1,2,3)
定格消費電力330W(電気用品取締法)
寸法430(W)×163(H)×450(D)mm
重量21.0kg

[size=+4]AU-α907L EXTRA
[size=+3]               (1989年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥250,000

1989年登場の11世代目のモデルです。主な改良点は,型番の「L」に象徴され
るように,パワー部のトランジスターとしてNM-LAPTが搭載されたことです。
LAPTは,1979年のAU-D907LIMITEDに初めて搭載されたマルチエミッタ構
造の高速出力素子ですが,本機ではNM(ノン・マグネティスク)の頭文字から分か
るように,各部に純銅材を使用し,徹底的に磁気成分を排除したオーディオ専用の
素子でした。パーツの改良,構造体の改良も進められ,特に制振材として純銅を各
部に贅沢に使用していました。電源部もトランス,コンデンサーなどのパーツから,
さらに強化されていました。       
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎音楽を奏でるためだけに生まれてきた
[size=-1] [size=+2] LAPT(Linear Amplification Power Transistor)
[size=+2]◎超大型・高密度を追求したカスタムメイド,
[size=-1] [size=+2] パワフル&クリーンを極めた独自のバランス電源
[size=+2]◎ツイン・モノラル・コンストラクションをベースに,
[size=-1] [size=+2] 純銅製振動アイソレーションパーツを贅沢に採用
[size=+2]◎各種クオリティパーツも907L用にリファイン
[size=+2]◎ディスクリート構成のフォノイコライザー部
[size=+2]    
[size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー310W(6Ω) 390W(4Ω) 580W(2Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)250mV  
(MC)25mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE PLAY/DAT-1,2,3)
定格消費電力400W(電気用品取締法)
寸法472(W)×164(H)×450(D)mm
重量33.0kg


[size=+4]AU-α907DR[size=+3](1990年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥250,000

このAU-α907DRは、1990年に発売されました。シリーズの707及び607の
発売は翌年でした。DRシリーズの「DR」は「デジタル・リファレンス」の略でした。
主な改良点の第一は、「α-Xバランス回路」が「アドバンスドα-Xバランス回路」
になり、回路の低インピーダンス化を徹底し、通過信号への影響を抑えることで、
動的な周波数特性を向上させたことでした。パワー段の素子にはNM-LAPTが使
用されていました。第二には、「アイソレーティッド・メカニカル。フィードバック」と称
する振動・共振対策の徹底化でした。従来のトランスとシャーシの間の制振だけで
なく、マスターボリュームとシャーシの間、パワートランジスターと放熱器の間など
に、純銅製のアイソレーションパーツを豊富に採用していました。   
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎音楽専用デバイスNM-LAPTを搭載した
[size=-1] [size=+2] アドバンスドα-Xバランス回路
[size=+2]◎4重シールド、高密度充填材封入、総重量13kgの
[size=-1] [size=+2] 大型トランスによるNEW α-Xバランス電源
[size=+2]◎強化ツイン・モノラル・コンストラクションにより
[size=-1] [size=+2] セットの最適重量バランスを確保
[size=+2]◎純銅製制振パーツをふんだんに使用した
[size=-1] [size=+2] アイソレーティッド・メカニカル・フィードバック
[size=+2]◎バランス/ノーマル入力を装備した高密度再生の
[size=-1] [size=+2] ためのパワーアンプ・ダイレクト入力
[size=+2]◎アナログディスク再生能力を高めた
[size=-1] [size=+2] フォノイコライザー部
[size=+2]     [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー310W(6Ω) 390W(4Ω) 580W(2Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)250mV  
(MC)25mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE /DAT-1,2,3)
定格消費電力400W(電気用品取締法)
寸法460(W)×159(H)×446(D)mm
重量33.0kg

[size=+4]AU-α607[size=+3]MOSPREMIUM
[size=+3]        (1991年 限定モデル)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥138,000
1991年に,607誕生15周年記念限定モデルとして発売された607のスペシャル
モデルでした。「アドバンスドα-Xバランス回路」を搭載した607DRをベースにして
パワー段にMOS FETを採用し,「NEW α-Xバランス電源」,「強化ツイン・モノラ
ル・コンストラクション」,「アイソレーティッド・メカニカル・フィードバック」など主な回路
機構を607DRから踏襲した作りとなっていました。純銅製制振パーツをはじめ,電源
トランスM電解コンデンサーなど各パーツは,新規開発の高性能品や上級機の907DR
並の高性能品を用い,まさにスペシャルモデルでした。
  
[size=+2]●主な特長●[size=+2]◎パワーMOS FETの特性を最大限に活かす
[size=+2] アドバンスドα-Xバランス回路。
[size=+2]◎プレミアム仕様のパワートランスおよび電解
[size=+2] コンデンサーを採用したNEW α-Xバランス電源。
[size=+2]◎電源系・信号系で発生する振動を抑え
[size=+2] 音質の劣化を防ぐ強化ツイン・モノラル・コンストラクション。
[size=+2]◎純銅材や特殊部品で音楽信号の純度を守る
[size=+2] アイソレーテッド・メカニカル・フィードバック。
[size=+2]◎プレミアムモデルのために厳選した
[size=+2] NEWトップクオリティパーツ。
[size=+2]◎バランス/ノーマル端子を装備したピュア伝送・増幅の
[size=+2] ためのパワーアンプ・ダイレクト入力。
[size=+2]◎全てのライン入力信号をパワーアンプにダイレクトに
[size=+2] 伝送するソースパワーダイレクト。
[size=+2]◎デジタルソースの録音がフレキシブルに行える
[size=+2] レックセレクター。
[size=+2]◎アナログディスクの高音質再生が可能な
[size=+2] 高性能フォノイコライザー。
  
  
[size=+2]●主な定格●
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力55W+55W(10Hz~20kHz,6Ω)  
45W+45W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー70W(6Ω) 85W(4Ω) 90W(2Ω)
全高調波歪率0.008%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±180V/μs
ライズタイム0.6μs
[size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
88dB以上(PHONO MM)  
70dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE /DAT-1,2,3)
定格消費電力160W(電気用品取締法)
寸法460(W)×159(H)×446(D)mm
重量18.8kg

[size=+4]AU-α907KX[size=+3](1992年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥270,000
1992年発売のKXシリーズは,07シリーズとして初めてゴールドパネルを採用し,
外観のイメージが大きく変わりました。「NM-LAPT搭載アドバンスドα-Xバランス
回路」,「NEW α-Xバランス電源」,「強化ツイン・モノラル・コンストラクション」,「ア
イソレーティッド・メカニカル・フィードバック」など主な回路,機構を踏襲し,パーツ,イ
ンシュレーターなどの改良でより高音質化が図られました。金メッキリード抵抗、金
メッキリードフィルムコンデンサーなどVINTAGEシリーズの開発で得られたパーツを
採用していました。また、純銅製制振パーツやテフロン材を随所に使用していました。             
[size=+2]●主な特長● 
[size=+2]◎音楽信号のみを純粋伝送・増幅する
[size=-1] [size=+2] NM-LAPT搭載アドバンスドα-Xバランス回路
[size=+2]◎ダイナミックなデジタルサウンドに対応する
[size=-1] [size=+2] ワイドレンジDCアンプ構成
[size=+2]◎大電流を瞬時に供給し、優れた動作特性を実現する
[size=-1] [size=+2] NEWダイヤモンド差動回路
[size=+2]◎給電能力と安定度を向上させた
[size=-1] [size=+2] クローズドループ構成のNEW α-Xバランス電源
[size=+2]◎電源系・信号系の振動を抑え高音質を確保する
[size=-1] [size=+2] 強化ツイン・モノラル・コンストラクション
[size=+2]◎テフロンや純銅材により振動の伝達を制御・遮断
[size=-1] [size=+2] アイソレーティッド・メカニカル・フィードバック
[size=+2]◎金メッキリードの抵抗やコンデンサーなど
[size=-1] [size=+2] ピュア再生のために厳選を重ねた
[size=-1] [size=+2] NEWトップ・クオリティパーツ
[size=+2]                 
  [size=+2]●主な定格●
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー310W(6Ω) 390W(4Ω) 580W(2Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE /DAT-1,2,3)
定格消費電力400W(電気用品取締法)
寸法460(W)×161(H)×446(D)mm
重量33.0kg


[size=+4]AU-α907XR[size=+3](1993年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥278,000
XRシリーズでは新たに「HYPERα-Xバランス回路」が搭載されました。これは,
従来のバランス回路に加え,パワーアンプとプリアンプの初段に高CMRR型定電
流回路を導入し,電流のばらつきを整え,回路内で発生する動的ノイズを抑えるも
のでした。さらに,脚部には,新開発の純銅製のオリジナル楕円インシュレーター
を採用していました。また,このシリーズから907のみトーンコントロールが省かれ
ていました。そのため,デザイン的にもイメージが変わりました。                        
[size=+2]●主な特長● 
[size=+2]◎素子の非対称により発生した歪を徹底排除する
[size=-1] [size=+2] 新回路方式「HYPER α-Xバランス回路」
[size=+2]◎優れた応答性と大電流供給を実現した
[size=-1] [size=+2] DCアンプ対応のNEWダイヤモンド差動回路
[size=+2]◎カスタムパーツにより音質への影響を抑えた
[size=-1] [size=+2] NEW α-Xバランス電源
[size=+2]◎高音質再生のために電源系・信号系の振動を防ぐ
[size=-1] [size=+2] 強化ツイン・モノラル・コンストラクション
[size=+2]◎テフロンや純銅材を駆使して振動対策を施した
[size=-1] [size=+2] アイソレーティッド・メカニカル・フィードバック
[size=+2]◎ハイエンド・モデルに匹敵する音楽再生のための
[size=-1] [size=+2] NEWトップクオリティパーツ
[size=+2]◎振動減衰特性に優れた
[size=-1] [size=+2] 特殊構造の新開発インシュレーター
[size=+2]◎シンプル&ストレートの理想的な伝送を目指して
[size=-1] [size=+2] あえてトーン・コントロールを排除
[size=+2]◎高純度伝送・増幅を実現するバランス/ノーマル
[size=-1] [size=+2] 入力端子装備のパワーアンプ・ダイレクト入力
[size=+2]◎アナログの魅力を発揮させる
[size=-1] [size=+2] MC・MMカートリッジ対応フォノイコライザー部

  
  [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー310W(6Ω) 390W(4Ω) 580W(2Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE /DAT-1,2)
定格消費電力400W(電気用品取締法)
寸法466(W)×163(H)×452(D)mm
重量33.0kg

[size=+4]AU-α907LIMITED
[size=+3]        (1994年・限定生産)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥410,0000
  1994年に発売されたAU-α907XRのリミテッドモデル。リミテッドモデルとして
はAU-D907LIMITED,AU-α907iMOS LIMITEDに次いで3台目にあたり
ます。AU-α907XRとデザイン的にはよく似ていますが,中身は別物で,高級セ
パレートアンプ並のものすごいものでした。パワー段の基板にはテフロン基板を使
用し,スピーカーターミナルには,ドイツWBT社製のOFC合金24金硬化メッキを
施した超高精度ダブルポール型を搭載。さらに、電源の電解コンデンサーをジョイ
ントするパスバーに純度6N銅帯を採用するなど凝りに凝ったもので,この価格で
コストに合うのかというほどの中身でした。その他,ピンジャックはすべて削り出し
の専用品,底板は純銅板,アルミのトップパネルにウッドのサイドパネルというよう
に構造体もかなり違っていて,非常に高級なつくりでした。また,回路構成はXRシ
リーズと同じ「HYPERα-Xバランス回路」を採用していましたが,パワー素子には
当時,市場では生産中止になっていた旧モデルのMOS FETをあえて採用し,
MOS FETならではの音を楽しませてくれました。                        
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎MOS FET搭載HYPER α-Xバランス回路
[size=+2]◎テフロン基板
[size=+2]◎6N銅帯
[size=+2]◎ドイツWBTスピーカー端子
[size=+2]◎金メッキ純銅楕円インシュレーター

  [size=+2]●主な定格●
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力100W+100W(10Hz~20kHz,6Ω)  
 80W+80W (10Hz~20kHz,8Ω)
全高調波歪率0.01%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE PLAY/DAT-1,2)
定格消費電力280W(電気用品取締法)
寸法466(W)×166(H)×453(D)mm
重量34.0kg


[size=+4]AU-α907MR[size=+3](1995年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥295,000
1995年に発売されたMRシリーズでは,伝統の「Xバランスアンプ方式」がさらに
改良され,「NEW HYPER α-Xバランス回路」が搭載されました。これは,ドラ
イバー段に新開発の上下対称バランス形定電流回路を採用することによって回路
内部で発生する動的なノイズを除去するというものでした。また,振動による音の
濁りを防止する「アイソレーティッド・メカニカル・フィードバック」の対策を徹底化し電
源コンデンサーにもカスタム品を使用していました。出力素子は、オーディオ専用の
NM-LAPTを使用し,脚部は,本革使用の純銅製楕円インシュレーターを採用して
いました。前モデルで省略されていたトーンコントロールは,また復活していました。                                            
[size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎NM LAPT搭載、NEW HYPER α-Xバランス回路
[size=+2]◎アイソレーティッド・メカニカル・フィードバック
[size=+2]◎純銅楕円インシュレーター
[size=+2]◎WBT社と共同開発のスピーカーターミナル
[size=+2]◎ツイン・モノラル・コンストラクション
[size=+2]◎バランス。CDダイレクト、LINEダイレクト3系統の
[size=-1] [size=+2] パワーアンプ・ダイレクト端子
[size=+2] 
  [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE /DAT-1,2)
定格消費電力400W(電気用品取締法)
寸法471(W)×163(H)×452(D)mm
重量33.0kg

[size=+4]AU-07 
[size=+3]ANNIVERSARY MODEL
[size=+3]                        (1996年)
[size=+2]INTEGRATED AMPLIFIER ¥450,000
1996年,07シリーズの20周年記念モデルとして発売されたのが,この
AU-07 Anniversary Modelです。伝統のバランスアンプ回路として,
「ADVANCED HYPERα-Xバランス回路」を搭載していました。これは,
パワー段,上下対称ドライバー段ともクローズドループとして動作の安定性
と回路内部の動的歪の低減を図ったものです。また、パワー素子としてサ
ンスイ自慢のNM-LAPTを採用していました。
電源部は、アースから完全独立させたクローズドループ構成の「ADVANC
-EDα-Xバランス電源」としていました。さらに、高級セパレートアンプでも
例の少ないテフロン基板を採用していました。その他、コンストラクション,
パーツの面からもサンスイ07シリーズの集大成として,強化ツイン・モノラ
ル・コンストラクション,アイソレーティッド・メカニカル・フィードバック,金メッ
キリードのパーツ、金メッキ純銅楕円インシュレーター、WBT社製OFC合
金・24カラット硬化金メッキ端子など伝統の技術を磨き上げ搭載していま
した。

  [size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎ADVANCED HYPERα-Xバランス回路
[size=+2]◎ADVANCEDα-Xバランス電源
[size=+2]◎テフロン基板
[size=+2]◎強化ツイン・モノラル・コンストラクション
[size=+2]◎アイソレーティッド・メカニカル・フィードバック
[size=+2]◎高音質NEWトップクオリティパーツ
[size=+2]◎金メッキ純銅楕円インシュレーター
[size=+2]◎WBT(金メッキ・スピーカー端子/入力端子)
[size=+2]◎楽器用天然銘木無垢材使用のサイドウッド
[size=+2]◎アルミボンネット/アルミフロントパネル
[size=+2]◎オール金メッキ入出力端子
[size=+2]◎高音質特殊カーブマスターボリューム
[size=+2]  [size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力110W+110W(10Hz~20kHz,6Ω)  
 90W+90W (10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー180W(2Ω),140W(4Ω),110W(6Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上(TAPE /DAT-1,2)
定格消費電力280W(電気用品取締法)
寸法471(W)×164(H)×453(D)mm
重量34.0kg

[size=+4]AU-α907NRA
[size=+3]                      (1998年)
[size=+2]Integrated Amplifier ¥300,000
1998年、NRAシリーズが発売になりました。ボリュームノブの位置が右寄りにな
り,デザインも一新されました。バランスアンプ回路は「Ultimate α-Xバランス回
路」となりました。これは,ドライバー段の電流マージンを従来の2倍に高めAクラス
動作とすることによって、理想的な動作を求めたものです。NM-LAPTシングルプッ
シュプル方式のL・R、+・-の計4つのアンプでスピーカーをドライブするサンスイ伝
統の理想的なバランスアンプ構成となっていました。電源部は,アースから完全独
立の伝統のバランス電源「NEW α-Xバランス電源」、パーツも厳選されたものを
使用していました。また、振動の原因となる電源トランスは、シャーシから完全にフ
ローティングして取り付けられ、シャーシに振動を伝えない構造になっていました。
放熱器も共振。共鳴による歪を抑えるため、従来のフィン形からチムニー形に変え
られていました。ボディー構造も新形状の銅粉入りの3分割ボンネットに純銅板を
埋め込んだサイドウッドをフローティング取り付けする新構造になり,振動により強
いものになりました。このため,全体のデザインもかなり印象が変わりました。    

  [size=+2]●主な特長●
[size=+2]◎入力からドライバー段、ファイナルステージまで
[size=-1] [size=+2] 伝送・増幅過程の全てで絶対的動作環境を実現する
[size=-1] [size=+2] 新開発Ultimate α-Xバランス回路
[size=+2]◎クルーズドループ構成とカスタムパーツで
[size=-1] [size=+2] 音質への悪影響を抑えたNEW α-Xバランス電源
[size=+2]◎メカニカルフローティング方式で電源系の
[size=-1] [size=+2] 振動をシャットアウト
[size=+2]◎音楽信号による共振や共鳴を極少に抑え
[size=-1] [size=+2] 干渉による歪を制御する新形状の放熱器を採用
[size=+2]◎新形状3分割ボンネットとサイドウッドにより
[size=-1] [size=+2] ボディの振動と鳴きを制御
[size=+2]◎WBTスピーカーターミナルをはじめ
[size=-1] [size=+2] 厳選された最新の高品位パーツ
[size=+2]◎ハイエンドモデル用・非鉄構造の最高峰NM-LAPT搭載
[size=+2]◎バランス/CD/LINE対応のパワーアンプダイレクト入力
[size=+2]◎MC・MMカートリッジ対応フォノイコライザー部
[size=+2]◎トーンの微妙な調整が自在の
[size=-1] [size=+2] 低歪・高音質トーンコントロール
[size=+2]       [size=-1] 
[size=+2] 
[size=+2]●主な定格●
  
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力190W+190W(10Hz~20kHz,6Ω)  
160W+160W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー310W(6Ω) 390W(4Ω) 580W(2Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±200V/μs
ライズタイム0.5μs

  [size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力  
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
90dB以上(PHONO MM)  
75dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上( MD/TAPE-1,TAPE2)
定格消費電力400W(電気用品取締法)
寸法462(W)×165(H)×448(D)mm
重量33.0kg

[size=+4]AU-α607NRAⅡ
[size=+3]                         (1999年)
[size=+2]Integrated Amplifier ¥119,000
1998年に発売されたNRAシリーズのうち607NRAだけは翌年の1999年にNRAⅡ
にモデルチェンジされました。筐体,基本回路等は同一で,改良点は電源部の強化でし
た。新たに,ファイナル段にスピーカードライブ専用のEIコアトランスを左右独立電源方式
で搭載し,プリドライブ段にトロイダルトランスを搭載した独立2トランス方式としてファイナ
ル段への安定した電源供給を実現していました。
  
  
[size=+2]●主な特長●

[size=+2]◎パワーアンプの出力段(ファイナル段)に
[size=+2] スピーカードライブ 専用のEIコアトランスを用い,
[size=+2] 左右独立電源方式を新開発。
[size=+2]◎プリドライブ段,ラインアンプ,イコライザーアンプ
[size=+2] 専用電源, 新開発トロイダルトランスを採用。
[size=+2] プリドライブ段は リップルフィルタ回路により
[size=+2] 極めて安定した電源に進化。
[size=+2]◎4アンプ構成でダイナミックなスピーカードライブを
[size=+2] 実現するサンスイ独自のUltimateα-Xバランス回路。
[size=+2]◎優れた応答性と大電流供給を実現する
[size=+2] DCアンプ対応NEWダイヤモンド差動回路
[size=+2]◎オーディオ用バイポーラトランジスターの最高峰
[size=+2] NM-LAPTをパワーデバイスに採用。
[size=+2]◎理想的な重量バランスで振動を抑える筐体設計,
[size=+2] 強化ツインモノコンストラクション。
[size=+2]◎新開発の電源ブロックコンデンサーを搭載した
[size=+2] 完全分離独立型クローズドループ構成の
[size=+2] NEWα-Xバランス電源。
[size=+2]◎電源系の振動をシャーシに伝えないための
[size=+2] メカニカルフローティング方式。
[size=+2]◎パワートランジスタによる共振作用を効果的に抑え
[size=+2] 干渉による歪を制御する新形状放熱器
  
  
[size=+2]●主な定格●
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力100W+100W(10Hz~20kHz,6Ω)  
80W+80W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー150W(6Ω) 210W(4Ω) 310W(2Ω)
全高調波歪率0.003%以下(10Hz~20kHz,8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±180V/μs
ライズタイム0.6μs
[size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
88dB以上(PHONO MM)  
70dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上( MD/TAPE-1,TAPE2)
定格消費電力230W(電気用品取締法)
寸法432(W)×165(H)×450(D)mm
重量19.0kg

  
[size=+4]AU-α607MOS Limited
[size=+3]                    (1999年)
[size=+2]Super Audio Amplifier ¥180,000
[size=+2]                  (1000台限定生産) 1999年,サンスイに在庫されていた旧型MOS FETを増幅段に搭載した607
のナンバーの限定モデルとして発売されました。パワー段は,NRAシリーズと同
じ「Ultimate α-Xバランス回路」を採用し,そこに旧型MOSならではの音を加え
た究極の607として登場しました。電源部は従来の約2倍の2次巻線電流を持つ
新開発の大型・重量級トランスを搭載し,電源ブロックコンデンサーもパワーアンプ
B-2105MOS VINTAGEと同じタイプを搭載し,強力な電源部としていました。
リミテッドモデルらしい風格を備えた逸品でした。残念ながら07シリーズの最後を
飾るであろう名機となってしまいました。
  
[size=+2]●主な特長●

[size=+2]◎パワーMOS FETへのこだわり。
[size=+2] 607MOS Limitedには,サンスイの
[size=+2] ハイエンドモデルで実績のある高速出力
[size=+2] 素子を搭載。
[size=+2]◎最強力電源部の607MOS Limited。
[size=+2] 電流動作アンプにとっての最適動作環境を
[size=+2] 実現。
[size=+2]◎現代型スピーカーの特性を見極め,
[size=+2] 瞬時大電流応答により驚異的なスピーカー
[size=+2] ドライブ能力を発揮。
[size=+2]◎入力から出力までの伝送・増幅経路で
[size=+2] 理想的な動作環境を実現する。
[size=+2] Ultimate α-Xバランス回路方式が生み出す
[size=+2] 究極の音質性能。
[size=+2]◎最適重量バランスの強化ツイン・モノラル・
[size=+2] コンストラクションが卓越した音場定位を実現。
[size=+2]◎音の空気感まで克明に再現。
[size=+2]内部パーツから外装パーツまで,
[size=+2]万全の振動対策で,微少信号レベルまでカバー。
  
[size=+2]●主な定格●
  [size=+1]◆パワーアンプ部◆
実効出力75W+75W(10Hz~20kHz,6Ω)  
50W+50W(10Hz~20kHz,8Ω)
ダイナミックパワー75W(6Ω) 95W(4Ω) 100W(2Ω)
全高調波歪率0.008%以下(8Ω 実効出力時)
周波数特性DC~300kHz(+0dB,-3dB)
SN比120dB(Aネットワーク)
スルーレイト±180V/μs
ライズタイム0.6μs
[size=+1]◆プリアンプ部◆
PHONO最大許容入力
(1kHz,THD0.01%)
(MM)210mV  
(MC)21mV
SN比  
(Aネットワーク,ショートサーキット)
88dB以上(PHONO MM)  
70dB以上(PHONO MC)  
110dB以上(CD,TUNER,LINE)  
110dB以上( MD/TAPE-1,TAPE2)
定格消費電力170W(電気用品取締法)
寸法466(W)×162(H)×452(D)mm
重量22.5kg
[s:42] [s:42]
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威望

新手上路

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2010-9-21
 楼主| 发表于 2011-2-22 15:05 | 显示全部楼层
[size=+2]現在,セパレートアンプを出しているメーカーは限られて
[size=+2]いますが,かつて多くのメーカーが意欲作を発表し,魅
[size=+2]力的で個性的なモデルがたくさんあったのがこのセパレ
[size=+2]ートアンプ部門です。各メーカーが各々こだわりをもって
[size=+2]やりたいことをやったというものが数多く見られ,音の上
[size=+2]でもメーカーごとの特徴が最もよく表れていたかもしれま
[size=+2]せん。このコーナーもついに6ページ目に入りました。ど
[size=+2]うぞ,ごゆっくりご覧ください。

[size=+2]
[size=+2]

[size=+2]Aurex SY-Λ90

[size=+2]
1982年に,オーレックス(東芝)が発売したプリアンプ。CDスタートのこの

[size=+2]年,同社はCDプレーヤーXR-Z90を発売し,そのシリーズ機種としてセパ
[size=+2]レートアンプをはじめとした「90シリーズ」を発売しました。その中のプリアン
[size=+2]プが,このSY-Λ90でした。

[size=+2]
[size=+2]

[size=+2]Aurex SC-Λ90F


[size=+2]1982年に,オーレックス(東芝)が発売したパワーアンプ。同社の「90シ
[size=+2]リーズ」のパワーアンプで,プリアンプSY-Λ90とペアを組むモデルでした。
[size=+2]すっきりとクリーンなイメージのデザインも印象的でした。

[size=+2]
[size=+2]

[size=+2]SONY TA-E86

[size=+2]
[size=+2]1978年に,ソニーが発売したプリアンプ。上級機TA-E88の設計思想
[size=+2]や技術を受け継ぎつつ,回路や信号経路のシンプル化によって高音質
[size=+2]を実現しようとしたコストパフォーマンスの高いプリアンプでした。

[size=+2]
[size=+2]SONY TA-N86


[size=+2][size=+2]1978年に,ソニーが発売したパワーアンプ。TA-E86とのペアを想定さ
[size=+2]れたパワーアンプで,パルス電源ならではの薄型でシンプルな筐体が特徴
[size=+2]的な1台でした。

[size=+2]

[size=+2]STAX DMA-X1


[size=+2]1987年に,スタックスが発売したパワーアンプ。総重量90kg以上にも
[size=+2]及ぶ巨大なパワーアンプで,低インピーダンス負荷にもものともしない
[size=+2]強力な電源部を持つ超弩級機でした。

[size=+2]

[size=+2]Accuphase M-60

[size=+2]
[size=+2]1975年に,アキュフェーズ(当時はケンソニック)が発売したパワーアン
[size=+2]プ。アキュフェーズ初のモノラルタイプのパワーアンプで,当時の国産ア
[size=+2]ンプとして(海外を見ても)数少ない大出力アンプでした。

[size=+2]

[size=+2]LUXMAN C-300


[size=+2]1980年に,ラックスが発売したコントロールアンプ。当時の同社のセパレー
[size=+2]トアンプとして,主力となる中級機クラスのコントロールアンプで,ラックスらし
[size=+2]いデザインの筐体に,機能と音質のバランスがとれた設計がこめられた1台
[size=+2]した。

[size=+2]

[size=+2]LUXMAN M-300

[size=+2]
[size=+2]1980年に,ラックスが発売したパワーアンプ。型番から分かるようにC-300
[size=+2]とのペアを想定されたアンプで,ラックスらしい落ち着いたデザインの筐体の中
[size=+2]にしっかりと物量と技術が投入された同社の主力の中級機でした。

[size=+2]

[size=+2]Accuphase A-100


[size=+2]1991年に,アキュフェーズが発売したモノラルパワーアンプ。アキュフェー
[size=+2]ズとしては,初のモノラルタイプのA級専用パワーアンプで,その後の同社
[size=+2]A級機の流れを作った1台でした。

[size=+2]

[size=+2]YAMAHA C-6


[size=+2]1980年に,ヤマハが発売したコントロールアンプ。同社のセパレートアンプ
[size=+2]のエントリーモデル的存在で,比較的手ごろな価格ながら,多機能なコントロー
[size=+2]ルアンプに仕上げられていました。

[size=+2]

[size=+2]DENON PRA-2000

[size=+2]
[size=+2]1979年に,デンオンが発売したプリアンプ。デンオンが1980年代に
[size=+2]向けて発売した中核機で,充実したフォノ入力系が備えられ,デンオン
[size=+2]らしさがあふれる1台でした。

[size=+2]

[size=+2]DENON POA-3000

[size=+2]
[size=+2]1979年に,デンオンが発売したパワーアンプ。PRA-2000とのペアを
[size=+2]想定したパワーアンプで,1980年代に向けて作り上げられた中核機で
[size=+2]モデルチェンジを受けながら,ロングセラーモデルとなりました。

[size=+2]

[size=+2]DENON PRA-6000

[size=+2]
[size=+2]1982年に,デンオンが発売したプリアンプ。PRA-2000シリーズの技術を
[size=+2]継承しつつ,より贅沢に仕上げられた,最上級機でした。

[size=+2][size=+2]
[size=+2]DENON POA-8000

[size=+2]
[size=+2]1981年に,デンオンが発売したパワーアンプ。モノラルの筐体を持つ
[size=+2]大型のパワーアンプで,技術的にも物量的にも贅沢に作られた,当時の
[size=+2]デンオンの最上級機でした。

[size=+2]

[size=+2]Victor JP-V1000

[size=+2]
[size=+2]1975年に,ビクターが発売したコントロールアンプ。ビクターの高級
[size=+2]機シリーズ「ラボラトリーシリーズ」のコントロールアンプで,「1000」
[size=+2]の型番を持つ一連のシステムを成すビクターの意欲作でした。

[size=+2]

[size=+2]Victor JM-S1000


[size=+2]1975年に,ビクターが発売したパワーアンプ。業務用向けに特別開発
された高信頼度高性能をめざしたシステム「ラボラトリー1000シリーズ」
のパワーアンプで,堂々たる筐体と力強い音を誇る1台でした。

[size=+2]

[size=+2]Accuphase C-220

[size=+2]
[size=+2]1977年に,ケンソニック(現アキュフェーズ)が発売したプリアンプ。
[size=+2]フォノ入力専用として設計されたプリアンプで,機能を絞り,音質を
[size=+2]追求した設計は,比較的多機能なアンプの多いアキュフェーズの歴
[size=+2]史の中では珍しい1台でした。

[size=+2]

[size=+2]SONY TA-ER1


[size=+2]1991年に,ソニーが発売したプリアンプ。CD等のデジタルオーディ
[size=+2]オの時代となり,パワーアンプへのダイレクト接続など,プリアンプの
[size=+2]存在意義が問われはじめ中,ソニーから発売された高級プリアンプ
[size=+2]がTA-ER1でした。

[size=+2]

[size=+2]SONY TA-NR1

[size=+2]
[size=+2]1989年に,ソニーが発売したパワーアンプ。ESPRITブランドの製品が
[size=+2]なくなって以来,久しぶりのソニー製の高級セパレートアンプの製品として
[size=+2]登場したのが,このTA-NR1でした。A級動作の大型のモノラル機という
思い切っ
[size=+2]た高級機の登場は,当時驚きをもって迎えられました。

[size=+2]

[size=+2]Victor ME-1000

[size=+2]
[size=+2]1991年に,ビクターが発売したパワーアンプ。同社の実験的高級機
[size=+2]「ラボラトリーシリーズ」のパワーアンプで,歴代のパワーアンプの中で
[size=+2]
[size=+2] かつてはオーディオシステムの中で中心的役割を果たしていた

[size=+2]アナログプレーヤー。国産機の中にも数多くの名機・銘機,はたま

[size=+2]た迷機がありました。デジタル時代の今では,忘れ去られたかのよ
[size=+2]うなアナログプレーヤー。今,その時代を振り返ってみましょう。 

  
  
[size=+3]EXCLUSIVE P3a
[size=+0] あこがれのプレーヤーだった1台です。初めて実物を見たとき
[size=+0]まずあの大きさと優美さに驚いたものです。音を聴いてみると,
[size=+0]堂々としてしかもしなやかな音でした。そして,なにより驚いた
[size=+0]のは,少々の振動では針飛びも起こさないあの強力なインシュ
[size=+0]レーターでした。あの優美なボディの中には車のサスペンショ
[size=+0]ンのような仕組みが隠されていたのです。      [size=+0]            
[size=+2]PIONEER PL-70LⅡ
パイオニアが続きますが,P3aにあこがれていたわたしが,
結局購入したのがこのPL-70LⅡでした。そのスタイルの
良さと,オイルダンプアームに興味を持ってこれを選んだ訳
です。音の方はバランスがよくとれたなめらかな音だと思いま
す。さすがに,P3aなみとはいきませんが・・・。(全然作りが
違う。)しかし,オイルダンプアームのダンピングを調整すること
で穏やかな音から,シャープな音まで変化させることもできるの
で,いろいろ使いこなせると思います。現在でも所有しており,
現役で活躍中です。                        
[size=+2]DENON DP-75M
アナログプレーヤー界では一躍名を馳せていたデンオンの製品です。
私が上記のPL-70LⅡを買うときに,最後まで迷った製品です。解像
度や分解能では,こちらが上かもしれません。しかし,わたしは,使いこ
なしが少し神経質そうだったので,パイオニアの方を選びました。でも
これも,当時一般向けの高級機としてすばらしい製品だったと記憶して
います。たぶん,今でもお使いの方がいらっしゃるのではないでしょうか。
[size=+2]DENON DP-100M
デンオンの製品が続きますが,アナログプレーヤー界の雄デンオンが,パイオニア
(EXCLUSIVE)の超弩級プレーヤーP3に遅れること3年。1981年に発売したコン
シューマー向け超弩級プレーヤーです。デンオンはそれまで,プロ用ですごい実績
を残していましたが,一般向けの超弩級と呼べるプレーヤーはありませんでした。
そんな中,ついに発売されたものすごいプレーヤーでした。当初別売の外側のキャビ
ネットがなく,洗濯機かと思わせるほどの巨大モータと全体をコイルスプリングで支え
たその姿には驚かされたものです。そして,その堂々とした音にも強い印象が残って
います。                                            
[size=+2]MICRO SX-8000Ⅱ
アナログ界のもう一つの勇者マイクロの最高級モデルです。マイクロは超マニア向け
のベルトドライブ,糸ドライブのプレーヤーで有名ですが,その中でもこれは極めつけ
の逸品だと思います。たぶん,いまだ現役の製品なので,ここで取り上げるのはどう
かとも思いましたが,発売は1984年なので,ゆうに10年以上経過しているのです。
28kgものステンレス製ターンテーブルが空気の薄い膜によってわずかに浮き上がっ
て静かに回るエアーベアリングと呼ばれるシステムには驚くほかありません。しかも
これほどマニアックな使いこなしができるモデルもないでしょう。だれでもすぐに使い
こなせるというわけにはいかないでしょうが・・・。うまく調整されたこのプレーヤーの
音は,実に静かで高分解能であったことが何よりも印象に残っています。      
[size=+2]Technics SL-10
D・D(ダイレクトドライブ)プレーヤーを世界で初めて商品化したテクニクスが,
D・Dプレーヤーの10周年を期して発売したジャケットサイズのプレーヤーで
す。直径30cmのLPレコードが入っているジャケットのサイズ(31.5cm×
31.5cm)を世界で初めて実現したプレーヤで当時,驚異の目で迎えられま
した。現在の携帯型CDプレーヤーを大きくしたような箱形デザインは当時とて
も未来的に思えました。今見ても,グッドルッキングだと思いますが,いかが
でしょう。フタの裏側にリニアトラッキングのアームとカートリッジが収まり,何
と斜めにしても逆さまにしてもちゃんと演奏できるというその構造にも驚かさ
れたものです。         
[size=+3]YAMAHA GT-2000/GT-2000L
YAMAHAが,1982年に発売した,マニュアル式の重量級プレーヤーです。本体重量28kg。
ターンテーブルは,直径37cm,重量5.5kgと,これまた重量級でした。写真は,別売のアンカ
ーブロックを取り付けた状態で,これだとプレーヤーとの総重量60kgにも達する超重量級プレー
ヤーになりました。138,000円(GT-2000),158,000円(GT-2000L)の価格からは信
じられないほどの物量を投入し,実に堂々とした音のすばらしいプレーヤーでした。        
[size=+3]SONY PS-X9
1977年にソニーが発売した高級アナログプレーヤーです。直径38cmの大型重量級ターン
テーブルをクリスタルロック(ソニーでは水晶制御のクォーツロックをこう呼んでいた)のダイレ
クトドライブで駆動し,高い回転精度を誇っていました。アームは,炭素繊維とアルミ合金を
組み合わせた構造で,剛性の高いしっかりしたものでした。このクラスでは珍しく,自社製の
高級MCカートリッジXL-55proが付属していました。イコライザーアンプとヘッドアンプがプ
レーヤー内に内蔵されているのも珍しいものでした。たぶんこれ以降でも無かったと思います。
しかし,小出力のカートリッジからの信号を最短距離でイコライザーまで送ることができたため,
メリットも大きかったはずです。総重量も35kgもあり,そのデザインからも感じられるように,
放送局などで使うプロ機的なアナログプレーヤーでした。音もよく,しっかりした造りも強く印象
に残っています。                                   
[size=+3]Technics SP-10MKⅡ
1975年にテクニクスが発売したターンテーブルシステム。世界初のダイレクトドライブ方式を
実現したSP-10の後継機で,クォーツロック化され,さらに性能と信頼性を高め,D・Dの原
器としての地位を絶対のものとした名機です。現在でも世界中のプロの現場で使われる世界
に誇るターンテーブルだと思います。                                 
[size=+3]KENWOOD L-07D
1979年に,当時のトリオ(現ケンウッド)が,当時高級ブランドとして展開し始めたKENWOOD
ブランドで発売した高級アナログプレーヤー。徹底した高剛性,高精度設計で,インシュレーター
も持たないという重量級プレーヤーでした。ゆるみやあそびを徹底的に排除したその構造からも
たらされる高解像度の音は,他ではなかなか得られないものでした。レコードの音を分析的とい
えるほど徹底的に拾い出してくれる名機でした。                          
[size=+3]L[size=+2]O[size=+3]-D TU-1000
ローディー(日立)が,1980年に発売した高級ターンテーブルシステムです。ローディーは
アナログプレーヤーではあまり有名ではありませんでしたが,優れたモーター技術を初めと
する総合的な技術水準の高さを生かした性能の良いアナログプレーヤーを作っていました。
このTU-1000は,6kgの重量級のターンテーブルを磁力を使って浮上させてスムーズに
回転させ,非常に高い工作精度とユニトルクモーターの威力により,限界的な回転精度を
実現したターンテーブルでした。        
[size=+3]ONKYO PX-100M
オンキョーが1981年に突如発売した超弩級ターンテーブルシステム。それまでアナログ
プレーヤーの世界ではあまり目立つ存在ではなかったオンキョーが出した超高級機で,
非常にユニークな内容を持つアナログプレーヤーでした。ちょうど電気メーターと同じ方式の
「誘導型リニアモーター」により自重10kgにも及ぶ純銅製ターンテーブルを駆動するもので,
その驚くほど高精度で滑らかな回転による再生音はしっかりした音場感をはじめとして素晴
らしいものでした。                            
[size=+3]Nakamichi TX-1000
ナカミチが1981年に発売した,超高級ターンテーブルシステム。アナログレコードの偏芯
を検出し完全に補正して,音溝が完全な円軌道で回転するという,ある意味で究極のメカ
ニズムを組み込んだターンテーブルでした。カセットデッキの分野で,ヘッドの再生アジマス
自動調整システムNAACを実現したナカミチならではの精密で高度な仕組みはまさに名機
といえると思います。

  
[size=+3]Victor QL-A95
ビクターが1982年に発売した高級アナログプレーヤーシステム。ビクターらしい見事な
木工技術で仕上げられた美しいキャビネットを持つオーソドックスな外観を持つプレーヤー
でした。一見普通ですが,吸着ポンプユニットを追加することにより,レコード吸着ターンテ
ーブルになる仕組みを備えたユニークなプレーヤでもありました。マイクロ以外のメーカー
では吸着システムを備えたプレーヤーは珍しい存在でした。

[size=+3]KENWOOD KP-1100
ケンウッドが1985年に発売したアナログプレーヤー。重量級プレーヤ-L-07Dの思想を
より現実的な価格と実用的な形で実現したプレーヤでした。オーソドックスな外観の中に
しっかりしたフレームを備え,徹底して高剛性を追求し,正確な音の再生を求めたその設計
は高い評価を得ました。3年後の1988年にも,全く同一の設計ともいえるKP-9010が再
発売されたことからも,その完成度の高さが伺い知れます。

[size=+3]PIONEER PL-7L
パイオニアが1984年に発売した中級クラスのアナログプレーヤー。1979年発売の
PL-○○Lシリーズとは異なり,ハードさを前面に押し出したデザインと,上級機で培
われた技術やノウハウを巧みに取り入れた設計はハイコストパフォーマンスを実現し
ていました。そのデザインは好き嫌いがあったようですが,その性能は名機に値した
と思います。
[size=+3]KYOCERA PL-910
京セラが1984年に発売した高級アナログプレーヤー。京セラならではのファインセラ
ミックを使用したプラッターが印象的でしたが,アルミ鋳造のX字型フレームとセラミッ
ク複合材のベースによるダブルフローティング構造など,各部に無共振設計を施した
素材,構造ともに非常にこだわりの見られた隠れた名機といえたと思います。

[size=+3]DIATONE LT-1
ダイヤトーンが1980年に発売した高級アナログプレーヤー。当時,ダイヤトーンはEC
(電子制御)プレーヤーと称して,電子制御のフルオートプレーヤーにこだわりを見せて
いましたが,その理想を追求した一つの到達点がこのリニアトラッキング方式の最高級
機LT-1でした。このころヤマハ,パイオニアなど何社かが,理想の方式として,リニア
トラッキング方式の高級機を発売しました。残念ながらリニアトラッキング方式はオーデ
ィオファンの間では主流にはなりませんでしたが,これらは,一つの理想を追求した名
機だったと思います。
[size=+3]PIONEER PL-L1
パイオニアが1978年に発売した高級プレーヤー。リニアトラッキング方式の理想を
追求した高級機で,重量級の筐体と高精度なアーム駆動はさすがにすばらしいもの
でした。真っ黒な筐体が何か凄みを感じさせもしたものです。今でも印象に残るリニア
トラッキングアーム搭載の名機です。
[size=+3]SONY PS-X800
ソニーが1981年に発売したリニアトラッキング方式採用のプレーヤー。ソニー自慢の
電子制御アーム「バイオトレーサー」とリニアトラッキング方式を組み合わせたハイテク
の固まりのようなプレーヤーでした。ターンテーブルの回転系も高精度なものが搭載さ
れ,「ライバルはカッティングマシンだけ」というキャッチコピーにソニーの力の入れよう
がうかがえました。
も重量,規模とも超弩級といえる1台でした。
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发表于 2011-2-22 15:33 | 显示全部楼层
看来,努力挣钱玩机是王道[s:8]
多熟一份世故,即多一分机智。多一分机智,即少却一分高雅。
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发表于 2011-2-22 15:48 | 显示全部楼层
美伦美幻,谢谢楼主;使我终于知道了,所谓的YLJ的定论,原来鬼子生产的都是YLJ。[s:97] [s:97]
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发表于 2011-2-22 15:53 | 显示全部楼层
那么山母大叔生产了使用了几拾年的专业功放,内部残的不行修的不爱修了只卖1-2K的算不算YLJ[s:97] [s:97] [s:97]
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发表于 2011-2-22 16:04 | 显示全部楼层
叶荣玉介绍的东西,全是洋垃圾,包括叶荣玉自己也是。
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发表于 2011-2-22 16:22 | 显示全部楼层
我有力士L570,与朋友被隔壁论坛忽悠买下的某A600相比,就很清楚了解旋律教派的无耻。
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发表于 2011-2-22 20:08 | 显示全部楼层
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 楼主| 发表于 2011-2-23 15:49 | 显示全部楼层
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